QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース メディパルホールディングス(7459) 流通改善ガイドラインの浸透、新規事業やPALTACの貢献で増益予想
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

メディパルホールディングス(7459) 流通改善ガイドラインの浸透、新規事業やPALTACの貢献で増益予想

QUICK企業価値研究所アナリスト 真下弘司(2019/06/21)

・流通改善ガイドラインの浸透で安定した業績を予想
 企業価値研究所予想の20/3期の連結業績は、売上高が前期比2%増の3兆2480億円、営業利益は同4%増の520億円。続く21/3期は売上高が前期比1%増の3兆2960億円、営業利益は同4%増の540億円。19年10月の消費税率引き上げに伴う薬価改定および20年4月の薬価改定の影響は懸念されるが、医療用医薬品等卸売(メディセオ)事業では流通改善ガイドラインの浸透と新規事業の貢献による利益成長を、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売(PALTAC)事業は引き続き安定した業績を見込み増益基調が続くと予想する。

・前期は1%増収、13%営業増益
 19/3期の連結業績は、売上高が前期比1%増の3兆1819億円、営業利益は同13%増の498億円。メディセオ事業は流通改善ガイドラインに基づく粘り強い価格交渉が奏功し売上総利益率が改善。PALTAC事業は売上高の6割強を占めるドラッグストア向けが順調に推移。

・リスクファクター ~医療費抑制、総価契約・未妥結仮納入など

・アナリストの投資判断 ~株価上昇には新規事業の育成等が重要
 18年4月適用の流通改善ガイドラインにより適正利益を確保する環境が整ったことなどを背景に、株式相場全般が軟調に推移するなか、同社の株価は堅調に推移。医療用医薬品市場は薬価改定など医療費抑制策の影響で成長が鈍化。株価の持続的な上昇には売上高に依存しないビジネスモデル、ALC(高機能物流センター)全国展開による生産性の向上や新規事業の利益貢献の拡大などを投資家に示す必要があろう。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
4,938
+6.28%
2
3,887
-1.21%
3
4107
伊勢化
26,550
+6.41%
4
5595
QPS研究
1,570
+17.07%
5
3,525
+3.52%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,358
+28.35%
2
5247
BTM
2,254
+21.57%
3
2,517
+18.05%
4
660
+17.85%
5
661
+17.82%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
792
-22.5%
2
194
-20.16%
3
9399
ビート
2,230
-18.31%
4
1,360
-11.11%
5
8918
ランド
8
-11.11%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
40,600
-2.8%
2
16,440
-0.87%
3
8,240
+0.36%
4
25,815
-1.01%
5
23,310
-1.81%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる