三井住友アセットマネジメントが運用する「フューチャー・バイオテック」(79312186)の純資産総額(残高)が1000億円を突破した。21日の残高は1004億円。6月25日に自己設定で運用を開始し、2カ月足らずで大台に乗せた。SMBC日興証券のみで販売している。
当ファンドは、世界のバイオテクノロジーと医療機器関連の企業の株式に概ね7対3の割合で投資する。7月末時点の資産構成はバイオ関連の株式ファンドが65.6%、医療機器関連の株式ファンドが28.1%。投資先の国・地域別はいずれも米国が最上位で、8月21日時点の設定来リターンは3.21%だった。
今年に入って新規設定された国内公募の株式投資信託(ETF除く)の中では、8月21日時点でこのファンドの残高が3番目に大きい。残高上位には、モビリティー(移動手段)やEV(電気自動車)などテーマ型ファンドが並んだ。上位10本とも株式で運用するファンドが入った。
(QUICK資産運用研究所)