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投信の運用成績が軒並み悪化、3月前半は1000本近くが20%超のマイナスリターン

記事公開日 2020/3/17 12:42 最終更新日 2020/4/9 12:02 トレンドを知る 投資信託 資産運用・資産形成 資産運用研究所 トレンドを知る

QUICK資産運用研究所

 新型コロナウイルスに対する不安心理から世界の金融市場に動揺が広がり、投資信託の運用成績にも影響が出ている。国内公募の追加型株式投信(ETF、ラップ専用、DC専用、3月設定分を除く)について、3月前半(13日までの2週間)の運用成績をまとめた。

 集計対象の約4600本のうち、97%はこの2週間のリターン(分配金再投資ベース)がマイナスだった。下落率が20%を超えたファンドは998本にのぼった。

 個別ファンドのリターンをみると、集計対象全体の上位8位までベア型が占めた。リターン首位は「楽天日本株3.8倍ベア」(9I31119C)のプラス約104%だった。下位は10本中5本がブル型ファンド。リターン最下位の「SBI 日本株4.3ブル」(8931317C)はマイナス約65%だった。主な投信分類別(QUICK独自の分類)でも騰落率ランキングをまとめた。

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