【NQNニューヨーク=張間正義】米長期金利が上昇(債券価格が下落)に転じている。景気過熱や物価上昇を見込んだ「リフレトレード」の持ち高解消は一巡した。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に強まった米連邦準備理事会(FRB)の「タカ派」転換が景気の腰折れ懸念を招き、長期金利の低下と株安を招く悪循環に歯止めが掛かりつつある。 ■債券買いの勢い止まる 21日のニューヨーク債券市場で、長期金利の指標となる米10年物国債の利回りは1.49%と前週末から0.05%上昇した。20日深夜には一時1.35%と約4カ月ぶりの低水準となっていた米長期金利は、低下の勢いが一服した。 米長期金利は3月から続いてきた...
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