QUICKのプロ向けコメントサービス「QUICK Market Eyes」が7月19~21日に配信した、株主優待の制度変更などを受けた株価の反応の記事をまとめました。(Money Worldの株主優待ページはコチラ)
第一屋製パン―株主優待制度を廃止(更新日時:2021/07/21)
第一屋製パン(2215)は20日、株主優待制度を廃止すると発表した。業況の悪化に伴うコスト削減策の一環として廃止を決めた。これまで年2回、100株以上の株主を対象に自社商品の詰め合わせを贈呈していた。
※第一屋製パンの株主優待
フジシール―優待制度を変更、1年未満は対象外に(更新日時:2021/07/20)
ラベル製造のフジシールインターナショナル(7864)は19日、株主優待制度の要件を変更した。これまで保有期間を「1年未満」と「1年以上」、「3年以上」の3区分としていたが、「1年以上」と「3年以上」の2区分に変更する。また1000株以上を保有する株主に対するクオカードの贈呈額を1年以上保有の場合は8000円から1万円に、3年以上の保有期間で1万5000円分から2万円分に変更する。2022年3月末を基準とする優待から適用する。
<金融用語>
株主優待とは
株主優待とは、株主に対し、株主還元策の一環として、持ち株数に応じて自社製品や優待券、回数券などを無料で配布する制度。株主優待を受け取るには、「権利確定日」に株主である必要がある。