来週(13~17日)の外国為替市場で円相場はもみ合いとなりそうだ。米国で新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染が広がり、「低リスク通貨」とされる円は買われやすい。半面、米連邦準備理事会(FRB)が年内にもテーパリング(量的緩和の縮小)に動くとの見方が広がっているのは円の重荷となる。強弱の材料が綱引きしており、市場では「円は1ドル=110円を挟んで方向感の乏しい展開となる」(FX会社のストラテジスト)との見方がある。 8月の米雇用統計では平均時給の伸びが市場予想を上回り、インフレ圧力の強さが意識された。14日発表の8月の米消費者物価指数(CPI)がインフレ懸念を確認する内容になること...
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