自民党総裁選、脱派閥力学、日本再評価へ (株式会社武者リサーチ 代表 武者 陵司 氏) 菅義偉首相の自民総裁選不出馬により、政局は急速に流動化した。安倍晋三前首相と麻生太郎財務相は最大派閥(細田派97人)、第二派閥の麻生派(53人)と総議員数の4割を支配する圧倒的影響力を持ち、事実上のキングメーカーであった。しかし安倍・麻生両氏が推していた菅氏の不出馬により両氏の影響力は失われた。 派閥が領袖の下で一本化し、領袖の采配で総裁を決める派閥力学は働かなくなった。総裁選の輪郭も見えてきた。岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、河野太郎規制改革担当相が立候補を表明し、石破茂元幹事長と野田聖子幹...
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