【NQNニューヨーク=戸部実華】28日の米債券市場で10年物国債利回りは前日比0.05%高い(価格は安い)1.53%に上昇した。一時は1.56%と6月中旬以来、3カ月半ぶりの高水準を付けた。米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の縮小観測やインフレ圧力の高まりが、債券売りの勢いに弾みをつけている。市場では「潮目が変わった」との声も聞かれる。 ■主要中銀の動き売り誘う 「狭いレンジ内の取引が夏いっぱい続き、その反動から今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)をきっかけに売りが強まった」。オックスフォード・エコノミクスのジョン・キャナバン氏はここ数日の長期金利の動きをこう分析する。7月下旬から...
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