【QUICK Market Eyes 山口 正仁】株式相場は「変化」や「風」を好むといわれる。岸田文雄・自民党新総裁が誕生したが、日経平均株価は総裁選翌日の9月30日終値が前日比0.31%安、10月1日終値が同2.31%安の急落となった。中国の金融危機や電力不足、米国の連邦債務問題と外部要因が重なり、岸田新総裁への期待が削がれたことだけが下落要因とはいえないだろう。それでも、数十兆円規模の経済対策に言及した岸田新総裁の誕生に対して「ご祝儀相場」のような盛り上がりがみられなかったことは、市場の歓迎ムードが低調である証左とも考えられる。 ■菅首相の退陣表明後の上昇分を喪失… 日経平均の1日終...
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