【NQNニューヨーク=川上純平】債券市場でインフレ加速への警戒感が強まっている。ウクライナ情勢の悪化で原油が高騰し、幅広い品目の物価が押し上げられるとの見方が広がっている。米景気が後退に至る可能性を意識し、イールドカーブ(利回り曲線)は平たん化している。 ■インフレ悪化に拍車 米セントルイス連邦準備銀行によると、市場の予想インフレ率を示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は2日、10年物が2.71%に上昇した。翌3日は2.69%に低下したものの、21年11月に付けた2005年以来の高水準(2.76%)に接近している。 BEIはこのところ、ウクライナ情勢の緊張で原油が高騰したのに...
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