※7日の日経平均株価の終値
【日経QUICKニュース(NQN)】7日夕の大阪取引所で日経平均先物が軟調に推移している。3月物は夜間取引で一時、同日の清算値(2万5210円)を240円下回る2万4970円まで下落した。中心限月が2万5000円を下回るのは2020年11月以来、1年4カ月ぶりとなる。
原油など資源価格の高騰が世界経済を下押しするとの懸念が広がるなか、日本時間7日夕の欧州株式市場では主要な株価指数が総じて下落して始まった。また、シカゴ市場ではダウ工業株30種平均の先物で流動性が高い「Eミニ・ダウ工業株30種平均」の3月物が下げ幅を拡大。前週末の清算値に比べ661ドル安の3万2922ドルを付ける場面があった。欧米株安への警戒から投資家のリスク回避姿勢が一段と強まり、日経平均先物にも断続的な売りが出ている。