ロシアがウクライナに軍事侵攻してから1カ月を超えた。ウクライナの予想以上の反撃により、戦況は停滞している。危機が去った後の状況を予測すると外交面だけでなく、経済的にもロシアが国際市場へ復帰するためのハードルは相当に高いものになるだろう。ドイツを中心としたEU諸国が2020年に42%に達していた天然ガスの調達で、ロシアへの依存度を段階的に引き下げる計画を簡単に変更するとは思えない。ドイツがプーチン体制の下で「ノルドストリーム2」の開業を認める可能性は限りなくゼロに近い。 プーチン大統領の高い支持率は、ロシア国民に経済的な豊かさをもたらしたことが背景だと考えられる。最初の大統領就任は2000年5...
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