QUICK Money World(マネーワールド)

個人投資の未来を共創する
QUICKの金融情報プラットフォーム

ホーム 記事・ニュース 東京エレクトロン(8035) 市場成長、シェアアップで拡大トレンドが続く見通し
この記事は最終更新から1年以上経過しております。

東京エレクトロン(8035) 市場成長、シェアアップで拡大トレンドが続く見通し

QUICK企業価値研究所アナリスト 谷林正行(2022/05/24)

・今期予想を営業20%増益へ増額
 企業価値研究所は23/3期予想営業利益を7000億円→7200億円(前期比20%増)へ増額した。会社側が公表した計画値7160億円(同19%増)よりも若干上乗せした。同社は受注状況に加え顧客の中長期的なテクノロジー・ロードマップを基に事業計画を策定しており信頼度が高いと考えられるが、22/3期実績が事前の会社計画を超過して着地したことから、当研究所では今期も計画を超過する可能性があるとみた。来期以降もSPE(半導体製造装置)を中心とした拡大が見込まれ、増収・増益が続くとみた。

・POR取得が進み21年はシェアが向上
 21年の同社の主要製品の多くは世界市場シェアが拡大した。会社側ではPOR(Process of Record=顧客側ラインでの承認)獲得が貢献したとしている。POR取得には技術水準を高めていく必要がある。同社は今後も研究開発を積極的に進める考え。

・22/3期は営業87%増益
 22/3期連結営業利益は5993億円。収益認識基準を変更したため、厳密には前期比較はできないが、単純に旧基準の21/3期実績と比較すると87%の増益となる。

・リスクファクター ~半導体メーカー数の減少など

・アナリストの投資判断 ~基本期的には好業績を織り込む展開を想定
 当研究所では今後の株価について、株式相場全体の値動きをやや上回るパフォーマンスを見込んでいる。今年に入ってからの値動きは、株式相場全体よりも大きな変動で推移してきたが、同社および同業他社の決算発表などで好調が確認された際も値上がりしている。基本的には好業績を織り込む展開を想定している。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等は以下フォームよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
   サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。

著者名

谷林 正行

シニアアナリスト

民生エレクトロニクス、精密機器、総合重機セクター担当


【プロフィール】
東京大学工学部反応化学科卒、山一証券経済研究所入社、ベンチャーキャピタル、格付機関、IRコンサルティング会社を経て現在に至る。
新技術、テーマを中心としたレポート作成やベンチャー企業の将来性の判断、財務面を中心とした企業分析など、過去に携わった業務経験を活かし、様々な視点から対象企業を分析することを心掛けている。


日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 電気・精密機器、機械専門部会 評価実施アナリスト


銘柄名・銘柄コード・キーワードから探す

株式ランキング

コード/銘柄名 株価/前日比率
1
4,938
+6.28%
2
3,887
-1.21%
3
4107
伊勢化
26,550
+6.41%
4
5595
QPS研究
1,570
+17.07%
5
3,525
+3.52%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
1,358
+28.35%
2
5247
BTM
2,254
+21.57%
3
2,517
+18.05%
4
660
+17.85%
5
661
+17.82%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
792
-22.5%
2
194
-20.16%
3
9399
ビート
2,230
-18.31%
4
1,360
-11.11%
5
8918
ランド
8
-11.11%
コード/銘柄名 株価/前日比率
1
40,600
-2.8%
2
16,440
-0.87%
3
8,240
+0.36%
4
25,815
-1.01%
5
23,310
-1.81%
対象のクリップが削除または非公開になりました
閉じる
エラーが発生しました。お手数ですが、時間をおいて再度クリックをお願いします。
閉じる