【日経QUICKニュース(NQN) 三輪恭久】9日の東京株式市場で日本郵船(9101)や商船三井(9104)、川崎汽船(9107)といった大手海運株が急落した。
昨年から大幅高を演じてきた背景には、輸送の回復や物流網の混乱で船舶の需給が逼迫したために起きた運賃の上昇があった。ところが、その混乱も落ち着く兆しが見える。
米ニューヨーク連銀が算出し、供給網の混乱度合いを示す「グローバル・サプライチェーン圧力指数」は昨年12月をピークに低下し始めた。十数年ぶりの大波に乗った海運株はその勢いを失おうとしているのかもしれない。
外し方がひどいな。