【日経QUICKニュース(NQN) 鈴木孝太朗】大手海運株の底堅さが目立っている。13%を超える配当利回りがある日本郵船(9101)と商船三井(9104)には9月末の中間配当取りをにらんだ買いが入りやすいためだ。しかし、足元では稼ぎ頭であるコンテナ船市況の改善には陰りがみられ、世界の関連銘柄は業績悪化を織り込んで下げ基調にある。株主還元に支えられた株価形成には危うさもはらむ。
海運大手の8月の株価騰落率(26日時点)をみると、日本郵船は4.9%、商船三井は3.7%それぞれ上昇した。一方、配当利回りが6%台と2社に比べ見劣りする川崎汽船(9107)は5%超下げた。海外ではドイツのコンテナ船最大...
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