【QUICK Market Eyes 大野 弘貴】東証が12日に公表した8月のJ-REIT(日本の上場不動産投資信託)投資部門別売買状況によると、投資信託が298億円を買い越した一方、個人投資家が80億円を売り越した。投資信託の買い越しは4カ月連続となった。8月の東証REIT指数は0.57%高の2033.71と2カ月連続で上昇した。
みずほ証券は12日付リポートで、8月以降の東証REIT指数は2000ポイント超で推移しているが、REITの公募増資が4月以降激減していることも需給面でプラスに働いているとの見方を示した。また、ポストコロナへ向けた動きの本格化や、訪日外国人増を見越した...
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