(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
新年に当たり、これまでとはちょっと違うことを考えてみた。日銀がインフレ対策に本腰を入れないのは、年金生活者など「過去世代」の負担を増やし、これから日本の社会を担う将来世代の負担を軽くする深慮遠謀ではないか。実際、税収は過去最高を記録し、インフレ分、政府債務の実質価値は減っている。
40年ぶりのインフレでも日銀が動くに動けないことから、経済は瀬戸際に立っているとみる人も多い。日銀が保有する長期国債の含み損は、筆者試算で12月末には9兆円強に達した。日銀は金利のこれ以上の上昇を抑えるため、国債の買い入れ枠を拡大するなど徹底抗戦の構えだ。物...
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