【QUICK Market Eyes 片平 正二】植田新総裁の下での日銀の新体制発足を控える中、野村証券は9日付のリポートで「日銀が政策修正を行うなら、今年の後半がベストか」との見解を示した。
リポートでは、日銀が今年中に政策変更を行うとすれば、それは出口への一歩ではなく、緩和の副作用対策を行い、緩和の持続可能性を強化するためということになるだろうと指摘した。①緩和効果の維持、②円高予防、③投機勢へのけん制という3つの観点からすると、日銀が政策修正を行う最適なタイミングは、今年の後半だという。
①については、今年の後半になれば、米国の利上げ打ち止めが意識され、米国だけでなく日本においても、...
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