【日経QUICKニュース(NQN)】外国為替市場で円安・ドル高にブレーキがかかった。日本の通貨当局による円買い為替介入の観測が相場反転のきっかけとして注目されるが、それだけではない。ここにきて円買い・ドル売りが増えたのには、米国の金利低下も大きい。
4月29日に一時1ドル=160円台前半まで売られた円は、3日には151円台後半まで反発し、6日の海外市場では153円台後半で取引されている。
金融市場では日本政府・日銀が4月29日に5兆円規模、今月1日に3兆円規模の円買い介入に踏み切ったとみられている。日銀が4月26日に金融政策の現状維持を決めたのを受けて加速した円売り・ドル買いの勢いは、...
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