東京証券取引所が6月27日発表した6/17~6/21の投資主体別売買動向(東証、名証2市場の合計)によると、海外投資家は現物株を5週連続で売り越した。売り越し金額は214億円と、前の週(2494億円の売り越し)から売り越し額は縮小した。
現物と先物を合算すると海外投資家は6262億円の売り越しとなった。日経先物を2868億円売り越し、TOPIX先物は3179億円売り越した。
個人投資家は現物株を3週連続で買い越した。買い越し額は1900億円。前の週は854億円の買い越しで、買い越し額は拡大した。
該当週の日経平均株価は、月曜日に下落して始まったものの、金曜日にはほぼ値を戻しました。 イベントとしては特になし。 海外投資家が先物を大きく売ってますが、ほぼ同じ金額を自己が買っています。株価が特に変わらないことを考慮すると、どんな事情かわかりませんが、日本法人と海外法人で先物の付け替えをしているように感じました。