8月5日午前10時台に配信した記事を再編集しています。
【日経QUICKニュース(NQN) 穂坂隆弘】8月5日午前の外国為替市場で円高・ドル安が急速に進んだ。円相場は1ドル=144円台後半まで上昇して今年1月以来の高値をつけた。持ち高の急激な巻き戻しが進んでおり、ドルからみると過去1年間の平均買いコストを示す52週移動平均線を1年4カ月ぶりに下回ってきた。
円相場は前週に1ドル=146円台半ばへ急伸し、週足をドルからみると52週移動平均(150円50銭台)を割り込んだ。52週を下回るのは2023年4月以来となる。1年は52週あるので、チャートにおける52週移動平均線は過去1年間のドルの...
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