【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】日銀で金融引き締めに前向きな「タカ派」として知られる政策委員が市場で進まない利上げの織り込みにやきもきしているようだ。9月12日に岡山県で開いた金融経済懇談会に出席した田村直樹審議委員は利上げ経路(パス)を巡って日銀と市場との間に齟齬(そご)があると指摘。そのうえで、市場の織り込みを促すために政策金利は最低でも1%まで引き上げることが必要だと主張した。
田村委員はこの日の金融経済懇での挨拶で「2026年度までの見通し期間の後半には少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げることが必要だ」と語った。日銀は「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で2...
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