東京証券取引所が10月3日発表した9/24~9/27の投資主体別売買動向(東証、名証2市場の合計)によると、海外投資家は現物株を6週連続で売り越した。売り越し金額は567億円と、前の週(5123億円の売り越し)から売り越し額は縮小した。
現物と先物を合算すると海外投資家は9502億円の売り越しとなった。日経先物を1356億円売り越し、TOPIX先物は7579億円売り越した。
個人投資家は現物株を2週連続で売り越した。売り越し額は5870億円。前の週は3567億円の売り越しで、売り越し額は拡大した。
該当週の日経平均株価は週末にかけて大幅に上昇していきました。 イベントとして、9月末権利日と権利落ち日を含む週で、年金系の配当再投資がありました。また、自民党総裁選挙がありました。 年金系の信託銀行がTOPIX先物を中心に1兆円を超える大幅な買い越し。海外投資家、個人投資家は合わせるように売り。 年金系が引っ張った1週間でした。