27日の米国市場で仮想通貨決済などを手掛けるフィンテック企業のスクエア(@SQ/U)が8営業日ぶりに急反落。一時は40.37㌦まで下げ、下落率が17%を超えた。
売上高は順調に拡大してきたが…
BTIGリサーチが27日付のリポートで投資判断をニュートラルから売りに引き下げ、目標株価を30㌦と現行水準よりも大幅に安い水準に設定したことが嫌気された。スクエアが「スクエア・キャッシュ」のアプリでビットコインを売ったり買ったりできるようにしたことが株価が急騰につながったと評価したが、「今年は259%も株価がラリーした」などと最近の急騰によってかなり割高になったと警鐘を鳴らした。
アナリストの目標株価から逸脱していた11月
仮想通貨のビットコイン(BTC)は27日、コインデスクで1BTC=9732.76㌦まで上昇して史上最高値を更新し、1万㌦の大台に迫る展開となった。
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