開示会社:オークファン(3674)
開示書類:2024年9月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/05/15 16:00
<決算スコア> +0.93
<業績データ>
発表期 2024/03
種別 2Q
売上高(百万円) 2,457
前期比 -7.8% ●
営業利益(百万円) 226
前期比 +2.3% ○
経常利益(百万円) 234
前期比 +3.1% ○
純利益(百万円) 160
前期比 +492.6% ○
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2024/09
売上高(百万円) 5,330
前期比 +3.6% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 350
前期比 +15.1% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 345
前期比 +1.2% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 200
前期比 +1076.5% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2024年9月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比7.8%減の24億5700万円、営業利益が同2.3%増の2億2600万円、経常利益が同3.4%増の2億3400万円、純利益が同484.6%増の1億6000万円だった。
国内のBtoB卸売市場は300兆円規模と推定されており、非常に大きな市場にも関わらずEC化率は未だ34.9%(EDIによる取引を含む)と、オンライン化されていないBtoB市場は200兆円以上あると考えられる。海外市場に目を向けると、BtoB卸売市場規模は数千兆円以上と想定される。創業来培った700億件を超える売買データとAI技術により商品の時価を可視化、価格と販路を最適化するソリューション事業、Appreciator(中小企業・個人事業主)を中心とした小売・流通業向けに流通を支援するプラットフォーム事業を展開している。
ソリューション事業においては、データを基にAI技術を活用し在庫の価値を可視化することにより、企業が保有する在庫価値の可視化・最適化等を推進するソリューションを提供している。ネットショップ一元管理サービス『タテンポガイド』の提供、専門知識がなくても直感的に操作できるRPAツール『オークファンロボ』、副業・複業として物販ビジネスを行なう事業主を対象とするスクール形式の副業支援サービス『good sellers(グッドセラーズ)』、Amazonセラー専用アプリ『Amacode(アマコード)』、その他広告運用サービス等を提供している。売上高12億6600万円(前年同四半期比11.2%減)、営業利益2億5100万円(前年同四半期比19.0%減)となった。
プラットフォーム事業においては、企業の在庫・滞留商品等の流通を支援しており、オンライン及びオフラインにて複数のマーケットプレイスを運営している。NETSEAでは前年同期にGMV極大化に向けた積極的なプロモーションを実施していたが、成長戦略を海外市場にシフトしたことに伴いプロモーションを効果的なものに抑制し、GMV並びに売上高が減少した。広告宣伝費・販売促進費が減少した結果、営業利益が増加した。NETSEAオークションでは大手サプライヤーの返品商品の取り扱いが減少し、GMV並びに売上高が減少した。売上高8億4900万円(前年同四半期比25.3%減)、営業利益5200万円(前年同四半期は3100万円の営業損失)となった。
インキュベーション事業において、将来成長の基盤となる海外事業等の新規事業開発等も実施している。営業投資有価証券の売却収入があった。海外事業における新規事業開発等の先行投資費用が発生した。売上高3億8600万円(前年同四半期比73.7%増)、営業利益1億2500万円(前年同四半期比13.6%減)となった。
2024年9月期の連結業績は、売上高が前期比3.6%増の53億3000万円、営業利益が同15%増の3億5000万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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