開示会社:萩原工業(7856)
開示書類:2024年10月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/06/10 15:00
<決算スコア> -0.14
<業績データ>
発表期 2024/04
種別 2Q
売上高(百万円) 16,374
前期比 +2.8% ○
会社予想比 +2.7% ○
営業利益(百万円) 1,271
前期比 +25.8% ○
会社予想比 +13.5% ○
経常利益(百万円) 1,405
前期比 +28.8% ○
会社予想比 +19.1% ○
純利益(百万円) 960
前期比 -57.3% ●
会社予想比 +15.7% ○
実績年間配当(円) 25.00
予想期(通期) 2024/10
売上高(百万円) 32,000
前期比 +2.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 2,200
前期比 +11.2% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 2,300
前期比 +2.2% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,600
前期比 -48.7% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 50.00
<要約>
2024年10月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比2.8%増の163億7400万円、営業利益が同25.8%増の12億7100万円、経常利益が同28.8%増の14億500万円、純利益が同57.3%減の9億6000万円だった。
販売単価の管理、原材料の見直し及び生産効率の改善等、収益性を重視した活動に注力した。純利益が大きく減少している理由は、前年度に連結子会社の青島萩原工業有限公司が土地収用に伴い受領した収用補償金20億2200万円を特別利益に計上したためである。
合成樹脂加工製品事業においては、第1四半期と同様、資材価格の高騰に起因したユーザーの買い控え等により、農業資材向けや一般資材向け原糸の需要が依然として低迷した。円安を背景に輸出案件が好調に推移し、包装資材用途のメルタックが大幅な増収となり、コンクリート補強繊維「バルチップ」も競争が激化する海外市場の中で増収となった。インドネシア子会社「ハギハラ・ウエストジャワ・インダストリーズ社」においては、主要製品であるバルチップ、低迷していたフレキシブルコンテナバッグの生産量増加により増収、国内子会社「東洋平成ポリマー株式会社」においては、買い控え等の影響で減収となったが、価格転嫁や生産性改善等により増益となった。売上高134億7300万円(前年同四半期比0.6%減)、営業利益10億4600万円(前年同四半期比14.6%増)となった。
機械製品事業においては、スリッター関連機器において、国内市場ではラベル関連など順調に販売が推移したが、海外市場では中国市場におけるリチウムイオン電池関連の市況が低調となり、今後も厳しい状況が予測されている。世界的な脱炭素の流れを背景にマテリアルリサイクルへの取り組みが国内大手企業でも増えており、ペットボトルの水平リサイクルに欠かせないスクリーンチェンジャーの販売が増加し、リサイクル関連製品の売上が大幅に拡大した。マテリアルリサイクル関連の常設展示機を最新化し、各業界の大手企業との協業を積極的に推進していく。売上高29億円(前年同四半期比21.9%増)、営業利益2億2500万円(前年同四半期比130.0%増)となった。
2024年10月期の連結業績は、売上高が前期比2.4%増の320億円、営業利益が同11.2%増の22億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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