開示会社:ニチコン(6996)
開示書類:2025年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/06 15:00
<決算スコア> -1.11
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 41,150
前期比 -8.4% ●
営業利益(百万円) 151
前期比 -93.4% ●
経常利益(百万円) 1,443
前期比 -58.8% ●
純利益(百万円) 1,728
前期比 -49.3% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 185,000
前期比 +1.8% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.7% ●
営業利益(百万円) 10,000
前期比 +12.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +2.8% ○
経常利益(百万円) 11,000
前期比 -3.6% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.5% ○
純利益(百万円) 8,300
前期比 +0.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +10.6% ○
予想年間配当(円) 34.00
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比8.4%減の411億5000万円、営業利益が同93.4%減の1億5100万円、経常利益が同58.8%減の14億4300万円、純利益が同49.3%減の17億2800万円だった。
中期成長目標「Vision 2025」に基づき、売上高と営業利益率の目標達成を通して持続可能な成長の実現を目指している。
コンデンサ事業における売上高は247億8900万円(前年同期比9.9%減)、セグメント営業利益は8000万円(前年同期比94.8%減)と減収減益となった。自動車・車載関連機器向けは、EVの成長期待が幾分鈍化しており、各社とも生産調整の反面でハイブリッド車への回帰の傾向が見られるが、自動車の電動化の動きは着実に進展している。白物家電・産業用インバータ機器向けは、産機インバータやパワーコンディショナー用途の大形アルミ電解コンデンサが、顧客の生産は回復してきているものの依然として在庫指数が高い状況が継続しており、低調に推移した。
NECST事業における売上高は163億6100万円(前年同期比6.0%減)、セグメント営業利益は7000万円(前年同期比90.3%減)と減収減益となった。家庭用蓄電システムは、市場在庫過多などの影響を受けたが、東京都の太陽光パネル設置義務化条例をはじめとする各自治体による再エネ設備の設置義務化や、エネルギーコストの高騰による電力の自家消費意識の高まりに加え、新製品の投入などにより回復が見込まれている。V2Hについては本年度の政府補助金が例年より遅く開始した影響を受けたが、新製品の導入効果により下期以降回復する見込みである。地球環境改善につながる再エネ利用を拡大させるために必要な家庭用/公共・産業用蓄電システム、急速充電器ならびにV2H等の機器やサービスの価値提供を通じて、社会課題の解決に貢献していく。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.8%増の1850億円、営業利益が同12.3%増の100億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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