開示会社:エア・ウォーター(4088)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/08/08 15:00
<決算スコア> +1.80
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 245,943
前期比 +6.9% ○
営業利益(百万円) 13,939
前期比 +23.8% ○
経常利益(百万円) 14,320
前期比 +24.5% ○
純利益(百万円) 9,363
前期比 +31.1% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,100,000
前期比 +7.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.2% ○
営業利益(百万円) 78,000
前期比 +14.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.2% ○
経常利益(百万円) 76,000
前期比 +13.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +2.1% ○
純利益(百万円) 50,000
前期比 +12.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.6% ○
予想年間配当(円) 64.00
予想期(半期) 2024/09
売上高(百万円) 510,000
前期比 +6.9% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.3% ●
営業利益(百万円) 33,000
前期比 +16.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.9% ●
経常利益(百万円) 32,000
前期比 +15.0% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 21,000
前期比 +21.3% ○
会社予想比 0.0%
予想中間配当(円) 32.00
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上収益が前年同期比6.9%増の2459億4300万円、営業利益が同23.8%増の139億3900万円、経常利益が同24.5%増の143億2000万円、純利益が同31.1%増の93億6300万円だった。
我が国経済においては、個人消費は物価上昇の影響により足踏みがかかる一方、堅調な企業業績を背景に設備投資は持ち直しの動きがみられた。海外は中東情勢のさらなる緊迫化、欧米各国の金融引き締め政策の継続によって景気下押し圧力がみられ、依然として先行きは不透明な状況が続いた。これまで実施してきた各種産業ガスの価格マネジメントや事業構造改革が進展したことに加え、成長領域と位置付ける海外での産業ガス、アグリの各分野での取り組みなどが順調に推移し、全てのセグメントで増益となった。物流事業は、一般貨物輸送及び食品物流が堅調に推移したことに加え、受託料金適正化の取り組みを進めたことで、順調に推移した。㈱日本海水は、業務用塩の販売量が回復したことに加え、2023年8月に営業運転を開始した苅田バイオマス発電所の稼働が売上収益に貢献し、堅調に推移した。
デジタル&インダストリーにおいては、売上収益は785億2400万円(前年同期比96.1%)、営業利益は60億4400万円(114.0%)となった。国内で半導体・デジタル産業における生産拠点の増強が進む中、新規取引先の開拓や大型プラントの設備投資を実行しガス需要の獲得を図り、特殊ケミカルの供給やガス精製装置の販売といったエレクトロニクス関連事業の拡大に取り組んだ。産業ガスの需要が全般的に弱含みで推移する中、前年度から継続して各種ガスの価格改定や製造・供給体制のさらなる効率化を推進した。売上収益は、鉄鋼向けオンサイトガス供給の販売単価が下落したことに加え、機能材料事業における基礎化学品の販売が低調に推移したことにより、産業ガスの価格改定による増収分を打ち消し、前年同期を下回った。
ヘルス&セーフティーにおいては、売上収益は563億8900万円(前年同期比108.2%)、営業利益は24億6600万円(102.7%)となった。医療用ガスの供給基盤を通じて医療現場のニーズを汲み取り、医療機器の開発、手術室などの病院設備の高度化提案、病院業務のアウトソーシング受託などに注力した。日常のヘルスケアにかかわる在宅医療、デンタル、衛生材料、注射針、エアゾール・化粧品といった、生活者により近い事業の体制強化を進めた。防災分野では、データセンター向け工事案件の獲得に努めた。売上収益は、防災分野で、海外と連携したデータセンター向け非常用発電機の工事が進捗したほか、一酸化窒素吸入療法の症例数や介護用シャワー入浴装置の販売が増加したことで、前年同期を上回った。注射針およびエアゾールや化粧品などの受託製造は前年同期並みで推移した。
アグリ&フーズにおいては、売上収益は425億8900万円(前年同期比111.2%)、営業利益は17億3100万円(127.8%)となった。持続可能な農業と食料安定供給システムの実現を見据え、アグリ分野において同業4社での協業体制を構築し、原料調達機能や青果流通・加工におけるプラットフォームの強化を進めた。スマート農業技術の向上や物流・加工機能を活かした新たなビジネスモデルを確立するとともに、ライフスタイルの変化や多様な食のニーズに対応した市販用食品の販売に注力した。フーズ分野において、食肉などの原材料価格が上昇した影響を受けたものの、冷凍ブロッコリーなどの販売が堅調に推移した。野菜・果実系飲料の受託製造が好調に推移したことに加え、アグリ分野において九州で青果仲卸事業を展開する丸進青果㈱を前連結会計年度に新規連結したことで、売上収益・営業利益ともに前年同期を上回った。
2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比7.4%増の1兆1000億円、営業利益が同14.2%増の780億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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