開示会社:日プラスト(7291)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信 〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/09 15:00
<決算スコア> +0.62
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 29,444
前期比 +3.0% ○
営業利益(百万円) 399
前期比 +2.6% ○
経常利益(百万円) 631
前期比 +49.5% ○
純利益(百万円) 440
前期比 +50.7% ○
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 122,000
前期比 -1.8% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 2,000
前期比 -28.9% ●
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,400
前期比 -52.1% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 900
前期比 -63.7% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 15.00
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比3%増の294億4400万円、営業利益が同2.5%増の3億9900万円、経常利益が同49.3%増の6億3100万円、純利益が同50.5%増の4億4000万円だった。
売上高は、中国での日系自動車メーカーの販売苦戦の影響等による減収はあるものの、日本・東南アジアでの得意先の増産、北米での為替換算による増収影響等により前年同期から増加となった。損益面では、賃金上昇を受けた労務費の増加及び中国での減収影響等による悪化要因はあるものの、日本・東南アジアでの増収影響等により営業利益は前年同期から増加、経常利益は外貨建債権や海外連結子会社に対する貸付金の期末為替レートによる評価により為替差益を計上したこと等を受け前年同期から増加となった。
北米の売上高は、為替換算による増収影響等を受け145億1500万円と前年同期に比べ8億7900万円(6.5%)の増収となったが、為替の影響を除くと得意先の減産等により減収となった。セグメント利益は、減収影響、賃金上昇を受けた労務費の増加、将来立ち上がる新車開発費の増加、原材料価格等の下落に連動し、販売価格が下がった影響等により1億4200万円と前年同期に比べ4億2200万円(△74.8%)の減益となった。
日本において、国内の売上高は、得意先の増産、新規得意先の増加影響等により102億6000万円と前年同期に比べ3億5500万円(3.6%)の増収となった。セグメント利益は、中国子会社からのコミッションの減少はあるものの、増収影響、第2四半期以降に新車開発費及び諸経費の一部がずれ込み、固定経費が抑制されたことにより6000万円(前年同期は2億2300万円のセグメント損失)となった。
中国の売上高は、日系自動車メーカーの販売苦戦の影響等により35億5100万円と前年同期に比べ5億9900万円(△14.4%)の減収となった。セグメント損失は、1億2100万円(前年同期は2200万円のセグメント損失)となった。親会社に支払うコミッションの減少、前期に経費削減等の対策を講じた効果はあるものの、減収影響等により赤字幅は拡大した。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.8%減の1220億円、営業利益が同28.9%減の20億円を計画。
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