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富士P・S(1848) 1Q決算発表 決算スコア:-3.24

記事公開日 2024/8/9 16:00 最終更新日 2024/8/9 16:00

開示会社:富士P・S(1848)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/09 16:00

<決算スコア> -3.24

<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 7,716
前期比 +32.6% ○
営業利益(百万円) -125
前期比 -11.6% ●
経常利益(百万円) -104
前期比 +18.8% ○
純利益(百万円) -113
前期比 -465.0% ●

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 33,220
前期比 +16.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 785
前期比 +39.2% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 750
前期比 +36.4% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 425
前期比 +2.4% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 9.00


<要約>
 2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比32.6%増の77億1600万円、営業損益が1億2500万円の赤字(前年同期は1億1200万円の赤字)、経常損益が1億400万円の赤字(前年同期は1億2800万円の赤字)、最終損益が1億1300万円の赤字(前年同期は2000万円の赤字)だった。

 建設業界においては、土木分野は高速道路の老朽化に伴う維持更新事業や暫定2車線区間の4車線化事業など社会インフラ整備を中心に堅調に推移している。

 経営成績は、受注高については、土木事業において大型工事を含め順調に受注できたことにより71億1800万円(前年同四半期比39.9%増)となった。売上高については、潤沢な手持ち工事が順調に進捗したことにより増加となった。損益については、売上高は増加したものの、工事採算性の悪化から最終損益は赤字、営業損益は赤字、経常損益は赤字となった。

 不動産賃貸事業は、テナント獲得競争は依然として継続しているものの、安定した入居率の確保を目指して営業活動を展開した結果、受注高は2億6800万円(前年同四半期比1.5%増)、売上高は6600万円(前年同四半期比1.2%増)となった。セグメント利益については、4200万円(前年同四半期比0.1%減)となった。

 土木事業においては、NEXCO中日本発注の床版取替工事を弊社代表による鋼橋専業者とのJVで新規に受注し、この他NEXCO西日本よりECI方式で発注され優先交渉権を得ていた新名神高速道路の6車線化工事において新規大型案件を契約するなど大型工事を中心に受注活動を進めた。結果受注高は53億2800万円(前年同四半期比75.2%増)となった。売上高については、現場施工、製品製作も概ね順調に進み、関西地区でのNEXCOを中心とする大型工事の進捗が順調に進んだことから、52億4100万円(前年同四半期比18.0%増)となった。セグメント利益については、一部設計変更において想定より低い協議結果となった工事があったことなどの影響により4億5000万円(前年同四半期比3.9%減)となった。

 建築事業は、関東地区で前連結会計年度において大型再開発事業の早期受注が出来たことによる反動減はあったが、関西・中部地区におけるマンション事業の発注が順調に推移したことで受注高は15億2100万円(前年同四半期比14.6%減)となった。売上高については、関西・中部地区で耐震補強工事等の進捗好転があったことと、関東地区の大型再開発現場が順調に進捗したことで、24億800万円(前年同四半期比83.9%増)となった。セグメント利益については、売上高は増加したものの、運送費、人件費等の建設コストの高騰の影響を受け、採算性が悪化し、2億3700万円(前年同四半期比30.2%増)に留まった。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比16.3%増の332億2000万円、営業利益が同39%増の7億8500万円を計画。



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【決算スコアについて】
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