開示会社:フェイス(4295)
開示書類:2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/08/14 16:00
<決算スコア> -2.74
<業績データ>
発表期 2024/06
種別 1Q
売上高(百万円) 3,370
前期比 -3.7% ●
営業利益(百万円) -40
前期比 0.0%
経常利益(百万円) -33
前期比 +29.8% ○
純利益(百万円) -151
前期比 -88.8% ●
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 15,100
前期比 +9.9% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 199
前期比 +137.3% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 189
前期比 +133.5% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 23
前期比 +102.1% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 10.00
<要約>
2025年3月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比3.7%減の33億7000万円、営業損益が4000万円の赤字(前年同期は4000万円の赤字)、経常損益が3300万円の赤字(前年同期は4700万円の赤字)、最終損益が1億5100万円の赤字(前年同期は8000万円の赤字)だった。
スマートフォンを保有している世帯割合は90.6%となり、インターネット利用者の目的と用途としては「SNS(無料通話機能を含む)の利用」が80.8%と最も高くなった。2000年以降、若年層を中心にテレビ離れの動きが継続して進んでいるなか、2023年の日本の広告費はインターネット向け広告費が前年比7.8%増の3兆3,330億円となり、マスコミ4媒体広告費(新聞、雑誌、ラジオ、テレビメディア広告費の合算)の2兆3,161億円を大きく上回り、日本の総広告費の45.5%に達した。2023年のライブ・エンタテインメント市場は、感染症の影響による市場の低迷を乗り越え、市場規模は6,857億円とコロナ禍前2019年比8.9%増まで回復し過去最高を更新した。
コンテンツ事業は、音楽市場の変化に伴う音楽・映像関連業界の厳しい環境の下、パッケージ商品に依存している状況からの脱却を図るため、将来を見据えた新規事業の強化を進めている。日本コロムビア、ドリーミュージック、KSRのレーベル3社においては、新たなヒットを創出すべく、次世代音楽ビジネスに適合するコンテンツの開発と育成を進めている。豊富なカタログ資産を新たなスキームで積極的に活用し、国内だけでないグローバルなIP領域の展開を目指している。セグメント業績については、主要デジタル商品の売上が伸長し、所属アーティスト等のライブや自主公演が開催され売上が増加したが、新譜パッケージ商品の延期や販売数の減少により、売上高は前年同期比0.0%増の29億7000万円、セグメント利益は前年同期比14.8%減の1億400万円となった。
プラットフォーム事業においては、既存配信事業の売上が減少を続けているため、新規性ある商品開発、多様化する収益機会の獲得に向けて各サービスの連動やプラットフォーム化を行い、今後も新たな成長分野への投資を行う。セグメント業績については、アーティスト向けプラットフォームおよび携帯電話向けコンテンツ配信におけるキャリア公式サイトサービスの売上、ならびに小売業向けポイントシステム運営プラットフォームにおける既存加盟店向けポイント発行の低迷により、売上高が減少した。一部サービスの終了に伴う事業スキームの改善の結果、売上高は前年同期比24.5%減の3億9900万円となり、セグメント損失は3800万円(前年同期はセグメント損失4900万円)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比9.9%増の151億円、営業利益が1億9900万円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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