開示会社:萩原工業(7856)
開示書類:2024年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/09/09 15:00
<決算スコア> +0.45
<業績データ>
発表期 2024/07
種別 3Q
売上高(百万円) 24,408
前期比 +5.0% ○
営業利益(百万円) 1,676
前期比 +16.9% ○
経常利益(百万円) 1,892
前期比 +13.5% ○
純利益(百万円) 1,257
前期比 -56.2% ●
予想期(通期) 2024/10
売上高(百万円) 32,000
前期比 +2.4% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 2,200
前期比 +11.2% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 2,300
前期比 +2.2% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,600
前期比 -48.7% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 50.00
<要約>
2024年10月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比5%増の244億800万円、営業利益が同16.9%増の16億7600万円、経常利益が同13.5%増の18億9200万円、純利益が同56.2%減の12億5700万円だった。
各種物価上昇に対応するための製品価格への転嫁や原材料見直し等による原価低減に取り組み、採算性を重視した活動に注力した。純利益が大きく減少している理由は、前年度に連結子会社の青島萩原工業有限公司が土地収用に伴い受領した収用補償金20億2200万円及び同社の清算により発生した子会社清算益2億5000万円を特別利益に計上したためである。
合成樹脂加工製品事業においては、ラミクロスは減収であったものの、海外向けでは円安も追い風となり売上が増加した。包装資材用途のメルタックは生産能力増強の効果もあり大幅な増収となった。コンクリート補強繊維「バルチップ」の販売数量は微減だが、円安効果による海外売上高が増えたことにより増収となった。インドネシア子会社「ハギハラ・ウエストジャワ・インダストリーズ社」においては、梱包資材製品の生産回復もあり増収増益、国内子会社「東洋平成ポリマー株式会社」においては、製品価格の値上げ実施による買い控え等で減収となったが、生産性改善等で増益となった。
機械製品事業においては、スリッター関連機器は中国市場の景気減速の影響を大きく受け、中国向け輸出は低調となったが、軟包装材用途といった国内需要が拡大し、インターネット販売の拡大に伴う梱包用ダンボールの需要拡大を好機に、自動製罐用のクラフトテープ専用全自動スリッターを販売し増収となった。車載用全固体リチウム電池の極材試作ラインを開発製品として取り組んだ結果、自動車メーカーへの納入に至り、新たな事業領域の開拓が実現した。プラスチック関連機器はリサイクル需要の拡大で増収となり、ペットボトル水平リサイクル用の高濾過型スクリーンチェンジャーの販売が好調だった。売上高43億7400万円(前年同四半期比27.3%増)、営業利益3億4300万円(前年同四半期比171.1%増)となった。
2024年10月期の連結業績は、売上高が前期比2.4%増の320億円、営業利益が同11.2%増の22億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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