開示会社：コーセル(6905)
開示書類：2025年5月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）
開示日時：2024/09/17 11:30

<決算スコア> -0.58

<業績データ>
発表期 2024/08
種別 1Q
売上高(百万円) 8,409
前期比 -19.1% ●
営業利益(百万円) 578
前期比 -72.0% ●
経常利益(百万円) 464
前期比 -79.5% ●
純利益(百万円) 293
前期比 -82.6% ●

予想期(通期) 2025/05
売上高(百万円) 38,000
前期比 -8.3% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.7% ○
営業利益(百万円) 5,319
前期比 -23.0% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +1.3% ○
経常利益(百万円) 5,444
前期比 -30.6% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.8% ○
純利益(百万円) 3,692
前期比 -28.6% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.8% ●
予想年間配当(円) 55.00

予想期(半期) 2024/11
売上高(百万円) 17,910
前期比 -17.1% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.5% ●
営業利益(百万円) 2,102
前期比 -50.2% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -0.8% ●
経常利益(百万円) 2,170
前期比 -55.7% ●
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,332
前期比 -62.4% ●
会社予想比 0.0%
予想中間配当(円) 27.00


＜要約＞
　2025年5月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比19.1%減の84億900万円、営業利益が同72%減の5億7800万円、経常利益が同79.5%減の4億6400万円、純利益が同82.5%減の2億9300万円だった。

　エレクトロニクス業界においては、AI活用をテーマとした新たな投資による社会のデジタル化推進を背景に、サーバーやデータセンター向けの半導体において、需要増加が継続している。

　訪問営業による拡販活動を増やしており、営業及び開発部門の連携を図りながら、新製品を軸に重点顧客への提案活動に注力した。利益面においては、売上高の減少と変動費比率の上昇による収益力の低下に加え、為替による影響等により、経常利益は減少、純利益は減少となった。

　日本生産販売事業において、日本国内では、AI活用といった社会のデジタル化推進等により、一部半導体製造装置関連で需要回復があったが、全体的には過年度の先行手配による受注急増の反動と、それに伴う顧客での在庫過多の影響により、前連結会計年度から顧客での発注調整が継続している。発注調整により新規受注が減少し、売上高が減少した。営業活動については、販売店との情報共有強化を図り、顧客とのウェブ面談は継続しているが、訪問営業による拡販活動を増やしている。外部顧客への売上高は56億2200万円(前年同期比6.9%減)、セグメント利益は4億3700万円(69.6%減)となった。

　ヨーロッパ生産販売事業においては、ヨーロッパで、景気の不透明感による先行手配需要の調整から、受注は低調に推移した。売上高については、顧客での発注調整により新規受注が減少したことに加え、出荷納品時期の先送り要請もあり、売上高が減少した。営業活動については、テレワークでの拡販活動に加え、訪問営業による拡販活動を増やしている。外部顧客への売上高は15億100万円(前年同期比31.2%減)、セグメント損失は1億7400万円(前年同期はセグメント利益2億3600万円)となった。

　アジア販売事業においては、アジアで、中国経済の低迷により需要の調整局面が継続しているが、一部半導体製造装置関連の需要増加もあり、受注は徐々に回復してきている。売上高については、顧客での在庫過多の影響により、前第3四半期連結会計期間以降、横ばいで低調に推移した。営業活動については、前期から新規開拓、新製品拡販のためのウェブマーケティングに注力している。外部顧客への売上高は8億円(前年同期比34.8%減)、セグメント利益は2900万円(67.0%減)となった。

　2025年5月期の連結業績は、売上高が前期比8.3%減の380億円、営業利益が同23.1%減の53億1900万円を計画。



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