開示会社:PCNET(3021)
開示書類:2025年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/15 15:00
<決算スコア> +0.28
<業績データ>
発表期 2024/08
種別 1Q
売上高(百万円) 1,811
前期比 +17.8% ○
営業利益(百万円) 141
前期比 +35.6% ○
経常利益(百万円) 127
前期比 +30.9% ○
純利益(百万円) 85
前期比 +39.3% ○
予想期(通期) 2025/05
売上高(百万円) 7,800
前期比 +12.7% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 770
前期比 +17.0% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 735
前期比 +15.6% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 477
前期比 +10.4% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 47.00
<要約>
2025年5月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比17.8%増の18億1100万円、営業利益が同34.4%増の1億4100万円、経常利益が同30.8%増の1億2700万円、純利益が同38.2%増の8500万円だった。
LCM PC、Wi-Fi、モバイル機器等の導入、運用・管理、使用後のデータ消去・適正処分を管理する仕組み。(商品名・商標)「イヤホンガイドR」という商標で提供し、観光利用では90%以上のシェアを有している。コミュニケーション・デバイス事業国内の旅行関連市場ではイヤホンガイドRがガイドレシ(フロー収益) ーバーのシェア90%以上を有している。第1四半期では、過去最高の売上高となり、前年同期比17.8%の増収となった。営業利益は、前年同期比34.4%の増益となった。ITAD事業も、Windows 11更新需要に伴い、使用済みPC入荷台数は回復基調に向かっており、増収増益となった。
ITサブスクリプション事業(IT機器サブスクリプション、ITサービス)においては、企業のIT部門の負担軽減につながるサービスのニーズは高く、重点課題である長期サブスクリプション売上高は順調に拡大している。サブスクリプション資産(勘定科目はレンタル資産)の保有台数も増加しているが、高い稼働率での運用を実現している。事業規模拡大に向け、投資(サブスクリプション資産の調達、人材の採用、昇給、営業強化支援サービスの採用、DX推進等)を積極的に実行したことで先行コストは増加したが、資産効率・業務効率の向上やデジタル化推進等による収益性の向上でカバーしている。前年同期比でセグメント業績は、増収・増益となった。
ITAD事業(使用済みPC等のデータ消去・適正処理サービス)においては、外部環境の影響を受けやすい事業構造からの転換を図るため、サービス収益の拡大を進めている。重点課題であるデータ消去・引取回収・排出管理BPOなどのサービス収益は、サービス範囲拡張や営業強化策により順調に拡大した。リユース販売に関しては、使用済みPC入荷台数は微増だったが、採算性の高い使用済みPCの確保を進めたことにより収益性が向上した。前年同期比でセグメント業績は、大幅な増収増益となった。コミュニケーション・デバイス事業(イヤホンガイドRの製造販売、レンタル、保守メンテナンス)旅行業界の回復が進む中、旅行・観光の閑散期ではあったが、大手旅行会社を中心に依頼件数が前期比で大きく増加し、訪日旅行者向けレンタル需要も拡大した。工場見学など旅行業以外の顧客開拓も進み、収益に貢献した。
2025年5月期の連結業績は、売上高が前期比12.7%増の78億円、営業利益が同17%増の7億7000万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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