開示会社:くろ工(7997)
開示書類:2024年11月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/15 15:00
<決算スコア> -1.76
<業績データ>
発表期 2024/08
種別 3Q
売上高(百万円) 5,463
前期比 -1.0% ●
営業利益(百万円) -24
前期比 -284.6% ●
経常利益(百万円) 16
前期比 +366.7% ○
純利益(百万円) 66
前期比 -80.6% ●
予想期(通期) 2024/11
売上高(百万円) 7,350
前期比 +2.4% ○
会社予想比 -4.0% ●
営業利益(百万円) 5
前期比 +103.6% ○
会社予想比 -85.7% ●
経常利益(百万円) 60
前期比 +133.7% ○
会社予想比 -33.3% ●
純利益(百万円) 165
前期比 -86.4% ●
会社予想比 +175.0% ○
予想年間配当(円) 0.00
<要約>
2024年11月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比1.1%減の54億6300万円、営業損益が2400万円の赤字(前年同期は1300万円の黒字)、経常損益が1600万円の黒字(前年同期は600万円の赤字)、純利益が同80.4%減の6600万円だった。
前連結会計年度より新中期経営計画『Revive2025』に基づき、業績の回復ならびに早期復配への確実な見通しを立てるため、経営資源の選択と集中、資産の収益性の強化の観点より、稼働効率の低い資産の売却等を含めた経営資源の有効活用等、抜本的な企業経営構造の改革に取り組んでいる。これら『Revive2025』の取り組みに基づき、営業活動の強化による収益性の改善を図っている。物流施設向け等の特注品については受注が拡大した。販管費については、カタログの発刊による広告宣伝費の増加等により前年同四半期と比較して増加したが、当初計画を下回る状況で推移した。
連結子会社の業績が、前年の京都工場の津工場への移転に伴う従業員の退職等により生産工程の混乱や退職手当の発生等があり、当連結会計年度初頭の営業損失をカバーするには至らなかったことが、連結業績にも影響をしている。
家具関連においては、事務用家具部門で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を契機としたオフィスと在宅勤務の併用(ハイブリッドワーク)が定着化する一方、一部の業種・職種ではオフィス回帰の要請が強まり、オフィスでの「新たなる働き方・ワークプレイスの役割」を模索する動きが拡大し、従業員のエンゲージメントの向上や社員間のコラボレーションの活性化を進めるために、ポストコロナ後のワークプレイスの構築に対する新たなオフィス投資需要が高まっている。前連結会計年度において納入期限延期になった大型案件の納入が進捗したことに加え、物流施設向け等の特注品の受注が拡大したことにより、売上高は前年同四半期を上回った。家具関連事業部門の売上高は40億9800万円(前年同四半期比13.1%増)、セグメント利益(営業利益)は2億8400万円(前年同四半期比8.8%減)となった。
建築付帯設備機器においては、医療福祉施設市場向けの主力商品である懸垂式引戸「アキュドア・ユニット」、病院向けの医療ガスアウトレット/情報端末内蔵式設備「メディウォード・ユニット」については、原材料価格の高騰局面から価格の高止まりの状況へ推移する一方、労務費・運送費等の経費が軒並み上昇し始める中で物件ごとの収益管理を厳格化したことに伴い、大口物件での受注案件が減少している。医療施設向けクリーン機器は、手術室向けクリーン機器空調機が堅調に推移したことに加え、無菌室向けユニット、大型商業施設や工場向け空調機器の生産が増加したことにより、売上高は前年同四半期を上回った。原材料価格の高騰に伴う製品販売価格への価格転嫁は徐々に進捗したが、案件の小型化による生産性の悪化等もあり、収益面においては厳しい状況にある。
2024年11月期の連結業績は、売上高が前期比2.4%増の73億5000万円、営業利益が500万円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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