開示会社:日ペイントH(4612)
開示書類:グローバル・スペシャリティ・フォーミュレーターAOC社の持分取得(子会社化)に関するお知らせ
開示日時:2024/10/28 15:30
<引用>
当社は、米国・欧州を中心に事業を展開するスペシャリティ・フォーミュレーター※であるAOC,LLCをはじめとした企業群を傘下とするLSF11A5TopCoLLCの全持分を取得して子会社化することを決定し、持分譲渡契約を締結しました。
<引用詳細>
本件持分取得の理由
当社は、経営上の唯一のミッションである「株主価値最大化(MSV)」の実現に向けて、経営モデル「アセット・アセンブラー」のもと、既存事業の成長によるオーガニックなEPSの積み上げと、事業・地域・規模に制限を設けることなく、良質で低リスクなM&AによるインオーガニックなEPSの積み上げを追求しています。また、「アセット・アセンブラー」モデルに対して、資本市場からの理解・評価を獲得していくことによって「PERの最大化」を目指しています。AOC社は、今後も成長が見込まれる分野も含めた幅広い顧客基盤、顧客のニーズに合わせて高度にカスタマイズ可能な技術力、柔軟に対応可能な物流網の保有等により、コーティング周辺製品向けスペシャリティ・フォーミュレーターとして、米国及び欧州市場においてリーディングポジションを獲得しています。また、優れた収益性や軽い設備投資負担等の特長により、優れたキャッシュ創出力を有しています。日本ペイントグループにおいては、安全なEPS(一株当たり当期純利益)の積み上げへの寄与に加え、グループ会社との連携による既存事業の成長の一助となることも期待されます。なお、本件持分取得により、買収初年度より当社のEPSにプラス貢献する見込みです。また本件持分取得に要する買収資金は、金融機関からの借入を想定しており、新株発行を伴う資金調達は予定していません。
今後の見通し
持分譲渡実行日は2025年上期中を予定していることから、本件に伴う当社の2024年12月期業績への影響は、軽微と見込んでいます。なお、AOC社の傘下のAOCIndiaPvtLtdについては、インドの規制当局による許認可取得の都合上、株式譲渡実行日までに一旦AOC社グループ外に同社の全株式が譲渡されますが、必要な許認可を取得次第速やかにAOC社グループによって再度全株式が取得される予定です。
免責文:
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