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Vコマース(2491) 3Q決算発表 決算スコア:-2.02

記事公開日 2024/10/28 17:00 最終更新日 2024/10/28 17:00

開示会社:Vコマース(2491)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/28 17:00

<決算スコア> -2.02

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 22,267
前期比 +2.4% ○
営業利益(百万円) 3,121
前期比 -19.3% ●
経常利益(百万円) 3,147
前期比 -18.8% ●
純利益(百万円) 2,137
前期比 -20.2% ●

予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 28,300
前期比 -3.7% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -5.8% ●
営業利益(百万円) 4,000
前期比 -23.5% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -9.8% ●
経常利益(百万円) 4,000
前期比 -23.3% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -10.2% ●
純利益(百万円) 2,700
前期比 -20.6% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -11.1% ●
予想年間配当(円) 54.00


<要約>
 2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比2.4%増の222億6700万円、営業利益が同19.3%減の31億2100万円、経常利益が同18.8%減の31億4700万円、純利益が同20.2%減の21億3700万円だった。

 成果報酬型広告「アフィリエイト」については、金融分野の一部の広告主に広告出稿意欲の緩やかな回復がみられ、前年同期比で増収となった。販管費は、中期経営計画に伴う戦略投資の実施及び自己株式の公開買付け関連費用の計上により、42億8100万円(前年同期比18.2%増)となった。営業利益は、販管費の増加により、減少となった。第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、前年同期比較については、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析している。

 ECソリューションズ事業は、コマース事業者のECサイト上での「販売促進」を軸とするソリューションを提供する事業である。「StoreMatch(ストアマッチ)」については、メーカー向け広告機能「StoreMatch Pro(ストアマッチプロ)」の利用の増加等により、前年同期比で増収となった。「B-Space(ビースペース)」について、第2四半期連結会計期間より一部の受託業務から撤退したことにより、セグメント利益は前年同期比で減少した。セグメント売上高は121億1300万円(前年同期比1.3%増)、セグメント利益は33億4400万円(前年同期比5.2%減)となった。

 マーケティングソリューションズ事業は、コマース事業者のECサイトへの「集客」を軸とするソリューションを提供する事業である。主要なサービスは、成果報酬型広告「アフィリエイト」である。「アフィリエイト」について、金融分野の一部の広告主に広告出稿意欲の緩やかな回復がみられ、売上高を押し上げたが、戦略投資の実施等により、セグメント利益は前年同期比で減少した。セグメント売上高は92億900万円(前年同期比3.8%増)、セグメント利益は12億1200万円(前年同期比15.0%減)となった。

 トラベルテック事業は、連結子会社であるダイナテック株式会社を中心に、宿泊施設向けのソリューションを提供する事業である。主要なサービスは、宿泊予約システム「Direct In(ダイレクトイン)」及び宿泊管理システム「Dynalution(ダイナリューション)」である。宿泊施設の投資意欲の回復もあり、前年同期比で増収となったが、新たな事業領域への投資や宿泊管理システム移行による投資先行により、セグメント損失となった。セグメント売上高は9億5000万円(前年同期比3.7%増)、セグメント損失は1億2400万円(前年同期はセグメント利益200万円)となった。

 2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比3.7%減の283億円、営業利益が同23.5%減の40億円を計画。



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【決算スコアについて】
 企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
 スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
 あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。


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