開示会社:丸三証(8613)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/30 12:00
<決算スコア> -0.35
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 9,627
前期比 +6.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,923
前期比 +19.8% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 2,219
前期比 +16.7% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,535
前期比 +15.0% ○
会社予想比 0.0%
実績年間配当(円) 30.00
予想年間配当(円) -
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、営業収益が前年同期比6.3%増の96億2700万円、営業利益が同19.8%増の19億2300万円、経常利益が同16.7%増の22億1900万円、純利益が同15%増の15億3500万円だった。
投資信託の募集手数料および信託報酬の増収により、連結経常利益が増加となった。
株式部門においては、当中間期の株式市場で、期初40,646円で始まった日経平均株価は、円安の進行や生成AIの普及を背景としたハイテク企業の業績拡大期待の高まりなどを受けて、7月前半に42,000円台へ上昇した。米国の景気後退や日銀の金融引き締めに対する警戒などから、日経平均株価は8月前半に31,000円台へ急落した。円高の一服や米国経済の軟着陸期待の高まりで急速に持ち直したものの、上値は重たく、当中間期末は37,919円となった。株式受入手数料は28億1900万円(前年同期比16.2%減)となった。本年4月よりスタートした中期経営計画における日本株(推奨する個別銘柄)の純増額(6か月間)は239億円となった。
債券部門においては、当中間期の債券市場で、期初0.740%で始まった長期金利(新発10年物国債利回り)は、円安が一段と進行し、日銀による追加利上げなどの政策修正観測が強まったことから、5月下旬に1.100%まで上昇した。インフレ減速などを受けて、米国が利下げ姿勢に転じたほか、円安の修正に伴い日銀の利上げ継続姿勢の後退観測が強まったことから、当中間期末は0.850%となった。個人向け社債の引受額の増加などにより、債券の募集・売出の取扱高は181億円(前年同期比15.1%増)となり、債券受入手数料は5800万円(23.2%増)となった。債券価格の下落などを受けて、債券等トレーディング損益は300万円(30.4%減)となった。
投資信託部門はバランス型ファンドのほか、世界の株式に投資するファンドを中心に販売し、残高の増加に努めた。株式投資信託の募集取扱高は1,021億円(前年同期比13.3%増)となり、募集手数料は27億5800万円(21.3%増)となった。9月末の株式投資信託残高は1兆146億円(12.1%増)となり、株式投資信託の期中平均残高の増加により、信託報酬も37億5700万円(17.3%増)となった。本年4月からスタートした中期経営計画における株式投信の純増額(6か月間)は425億円となり、当中間期の投資信託の信託報酬による販管費カバー率は49.0%となった。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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