開示会社:アステラス薬(4503)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信[IFRS](連結)
開示日時:2024/10/30 15:00
<決算スコア> +4.55
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 935,621
前期比 +22.0% ○
営業利益(百万円) 93,710
前期比 +69.9% ○
経常利益(百万円) 89,042
前期比 +58.1% ○
純利益(百万円) 73,511
前期比 +105.3% ○
実績年間配当(円) 37.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,800,000
前期比 +12.2% ○
会社予想比 +9.1% ○
QUICKコンセンサス比 +2.6% ○
営業利益(百万円) 80,000
前期比 +213.5% ○
会社予想比 +66.7% ○
QUICKコンセンサス比 -19.9% ●
経常利益(百万円) 70,000
前期比 +180.3% ○
会社予想比 +62.8% ○
QUICKコンセンサス比 -24.9% ●
純利益(百万円) 50,000
前期比 +193.3% ○
会社予想比 +66.7% ○
QUICKコンセンサス比 -27.9% ●
予想年間配当(円) 74.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上収益が前年同期比22%増の9356億2100万円、営業利益が同69.9%増の937億1000万円、経常利益が同58.1%増の890億4200万円、純利益が同105.3%増の735億1100万円だった。
売上総利益は、7,618億円(22.1%増)となった。販管費は、4,064億円(17.0%増)となった。成熟製品における費用の見直し(約60億円減)や前期に実施したグローバル組織改革(約50億円減)などの削減効果があった一方で、為替の影響(259億円増)や重点戦略製品(IZERVAY)の販促費用の増加(約190億円増)により、総額として増加した。XTANDIの米国での共同販促費用を除いた販管費は、2,804億円(10.2%増)となった。研究開発費は、1,723億円(21.4 %増)となった。米国における後発品参入の影響で、グローバル売上は減少した。地域ごとに増減はあったものの、ポジティブな為替の影響もあり、グローバル売上は増加した。
「その他の費用」として、外貨建貨幣性資産の評価において為替レートの変動に伴い発生した為替差損(122億円)を計上した。
XTANDIにおいては、米国が牽引し、グローバル売上は大きく拡大した。米国において、生化学的再発のリスクが高いM0 CSPC(非転移性去勢感受性前立腺がん)(2023年11月追加適応)の浸透と他の適応症への波及効果に加えて、市場の拡大が売上伸長に貢献した。
PADCEVにおいては、米国とエスタブリッシュドマーケットを中心に、グローバル売上は大きく拡大した。米国における局所進行性または転移性尿路上皮がん患者を対象とした一次治療としてのペムブロリズマブ併用療法(2023年12月追加適応)の浸透と、エスタブリッシュドマーケットにおける既存の適応症の処方拡大が大きく貢献した。
IZERVAYにおいては、発売している米国で、想定を上回る新規患者シェアが売上伸長に大きく貢献した。
2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比12.2%増の1兆8000億円、営業利益が同213.5%増の800億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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