開示会社:ニフコ(7988)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/10/31 13:00
<決算スコア> -1.60
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 176,198
前期比 -1.5% ●
営業利益(百万円) 25,132
前期比 +21.5% ○
経常利益(百万円) 25,151
前期比 +0.5% ○
純利益(百万円) 15,396
前期比 -11.2% ●
実績年間配当(円) 35.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 340,000
前期比 -8.5% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.4% ●
営業利益(百万円) 45,000
前期比 +2.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -5.2% ●
経常利益(百万円) 44,200
前期比 -11.0% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -9.3% ●
純利益(百万円) 26,100
前期比 +43.0% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -16.1% ●
予想年間配当(円) 70.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比1.5%減の1761億9800万円、営業利益が同21.5%増の251億3200万円、経常利益が同0.5%増の251億5100万円、純利益が同11.2%減の153億9600万円だった。
わが国経済は、製造業では、大型台風の影響で一部工場の稼働停止など影響を受け、自動車工業などで減産となったものの、幅広い業種で増産に転じて景況感は好調を維持している。非製造業でも、インバウンド需要や個人消費が回復傾向にあり、価格転嫁やデジタル化の進展などを背景に景況感は好調である。海外に目を転じると、中国経済では、不動産市場の停滞により国内需要が低迷している。利益面では、ドイツ系OEM事業で苦戦を強いられていたNifco Germany GmbH、及びNifco KTW AmericaCorporationの事業譲渡に加え、管理可能経費削減の取り組みなどにより販管費が抑制され、営業利益は前年同期から増加となり、経常利益は前年同期から増加となった。
訴訟損失引当金繰入額などが発生し、特別損失として8億700万円計上し、親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期から減少となった。
合成樹脂成形品事業は、国内においては、自動車の生産活動の停滞を受け、減収となった。海外においては、米国、中国及びインドなどにおいて自動車の生産活動が持ち直したことや、為替が円安に向かったことなどを受け好調だったが、ドイツ系顧客向けビジネスを行っていたNifco Germany GmbH 、及びNifco KTWAmerica Corporationの事業譲渡もあり減収となった。利益面においては、ドイツ系顧客向けビジネスを行っていたNifco Germany GmbH、及びNifcoKTW America Corporationの事業譲渡に加え、管理可能経費削減の取り組みなどにより販管費が抑制され、増益となった。
ベッド及び家具事業は、国内においては販売店向けが堅調に伸び、ホテル向けが好調に推移するも、円安による原材料などの原価アップや60周年記念商品の販売に伴い販売促進費用が増加したことにより、増収減益となった。海外においては香港にてホテル向けが大幅に伸びたものの、中国が不動産不況による景気減速の影響により卸・小売向けが落込み、2024年1月にタイ工場を設立したことによる立上げ費用の影響もあり、増収減益となった。ベッド及び家具事業の売上高は前年同期比6.6%増の181億3900万円となった。セグメント利益については、前年同期比4.3%減の27億2400万円となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比8.5%減の3400億円、営業利益が同2.4%増の450億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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