開示会社：武　田(4502)
開示書類：2025年３月期 第２四半期（中間期）決算短信〔ＩＦＲＳ〕（連結）
開示日時：2024/10/31 15:00

<決算スコア> +4.25

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 2,384,028
前期比 +13.4% ○
営業利益(百万円) 350,576
前期比 +194.0% ○
経常利益(百万円) 255,976
前期比 +555.5% ○
純利益(百万円) 187,294
前期比 +352.8% ○
実績年間配当(円) 98.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 4,480,000
前期比 +5.1% ○
会社予想比 +3.0% ○
QUICKコンセンサス比 +0.9% ○
営業利益(百万円) 265,000
前期比 +23.8% ○
会社予想比 +17.8% ○
QUICKコンセンサス比 -3.4% ●
経常利益(百万円) 93,000
前期比 +76.2% ○
会社予想比 +69.1% ○
QUICKコンセンサス比 -18.4% ●
純利益(百万円) 68,000
前期比 -52.8% ●
会社予想比 +17.2% ○
QUICKコンセンサス比 -32.9% ●
予想年間配当(円) 196.00


＜要約＞
　2025年3月期上期の連結業績は、売上収益が前年同期比13.4%増の2兆3840億2800万円、営業利益が同194%増の3505億7600万円、経常利益が同555.5%増の2559億7600万円、純利益が同352.8%増の1872億9400万円だった。

　売上原価は、7,813億円(+1,166億円および+17.5% AER、+9.2% CER)となった。販管費は、5,383億円(+372億円および+7.4% AER、△0.4% CER)となった。研究開発費は、3,440億円(△ 27億円および△ 0.8 % AER、 △ 8.3 % CER)となった。無形資産償却費は円安による為替影響により236億円増加した。えて無形資産計上額の全額を減損したソチクレスタット(TAK-935)に係る減損損失215億円を計上している。営業費用は、785億円(△317億円および△28.8% AER、△35.2% CER)となった。した税額控除の増加により税金費用の計上が減少したことと一部相殺されている。

　係る減損損失285億円の計上により、880億円の減少となった。

　消化器系疾患の売上収益は、6,952億円(+983億円および+16.5% AER、+7.6% CER)となった。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤ENTYVIO(国内製品名:エンタイビオ)の売上は、4732億円(+815億円および+20.8% AER、+10.7% CER)となった。び皮下注射製剤の上市により新規患者に使用されたことによるもの。1,125億円(+205億円および+22.3% AER)となった。患者が増加したこと、および円安による増収影響によるもの。

　希少疾患の売上収益は、3,887億円(+478億円および+14.0% AER、+5.3% CER)となった。酵素補充療法のハンター症候群治療剤エラプレースの売上は、531億円(+74億円および+16.3% AER、+8.0%CER)となった。増収は、円安による増収影響、および成長新興国での堅調な需要によるもの。移植後のサイトメガロウイルス(CMV)感染/感染症治療剤リブテンシティの売上は、155億円(+72億円および+86.2% AER、+70.5% CER)となった。欧州および成長新興国において販売エリアが拡大したことによるもの。増収は、成長新興国での需要の増加、および円安による増収影響によるもの。

　血漿分画製剤の売上収益は、5,357億円(+1,055億円および+24.5% AER、+14.3% CER)となった。免疫グロブリン製剤の売上合計は、3910億円(+819億円および+26.5% AER、+15.9% CER)となった。る増収影響により、2桁台の売上増加率となった。上合計は、703億円(+114億円および+19.3% AER、+11.0% CER)となった。堅調な需要の増加によるもの、および円安による増収影響によるもの。

　2025年3月期の連結業績は、売上収益が前期比5.1%増の4兆4800億円、営業利益が同23.8%増の2650億円を計画。



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