開示会社:Jオイル(2613)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/05 15:30
<決算スコア> +0.18
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 116,306
前期比 -6.7% ●
会社予想比 -0.6% ●
営業利益(百万円) 5,446
前期比 +10.3% ○
会社予想比 +8.9% ○
経常利益(百万円) 5,591
前期比 +11.3% ○
会社予想比 +11.8% ○
純利益(百万円) 3,568
前期比 +4.2% ○
会社予想比 +1.9% ○
実績年間配当(円) 30.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 230,000
前期比 -5.9% ●
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 8,500
前期比 +17.4% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 9,500
前期比 +5.1% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 6,500
前期比 -4.3% ●
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 70.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比6.7%減の1163億600万円、営業利益が同10.3%増の54億4600万円、経常利益が同11.3%増の55億9100万円、純利益が同4.2%増の35億6800万円だった。
油脂汎用品の価格適正化に取り組むとともに、「低負荷」を差別化された強みとして高付加価値品の拡販に努めた。
油脂部門については、家庭用油脂は、物価高騰による節約志向の高まりや外食への回帰の影響、オリーブオイルの値上げによる需要減少などにより販売数量は前年同期をやや下回った。オリーブオイルの販売価格改定の取り組みや、環境負荷の低減や顧客の使いやすさが特長である「スマートグリーンパックR」など注力商品の継続的な拡販に努めたことで、売上高は前年同期をわずかに上回った。業務用油脂は、物価高騰による節約志向の高まりの影響もある中、インバウンド需要の拡大により外食を中心に市場が回復し、販売数量は堅調に推移したが、原材料価格の軟化の影響を受けて販売単価が下落したことにより、売上高は前年同期を下回った。油糧部門については、大豆ミールは搾油量が前年同期をわずかに下回ったことから、販売数量は前年同期をやや下回った。
スペシャリティフード事業において、乳系PBF部門については、業務用油脂加工品は、製パン向けやインバウンド需要は堅調に推移したが、夏場の天候不順の影響を受け土産菓子向けの販売は伸び悩んだ。原材料価格の高騰による油脂使用量削減の動きが継続した結果、販売数量、売上高ともに前年同期を下回った。売上高は原料相場変動の影響を受け、前年同期をわずかに下回った。食品素材部門については、テクスチャーデザインは、「TXdeSIGNR(テクスデザイン)」シリーズが製菓製パン用途や畜肉用途への提案を強化することでターゲット顧客での採用が進み、販売数量は前年同期をやや上回った。大豆たん白をベースとしたシート状大豆食品「まめのりさんR」は、流通在庫が平準化したことや新規顧客の獲得により、販売数量、売上高ともに前年同期を大きく上回った。
その他の事業については、売上高4億9600万円(前年同期比3.0%減)、セグメント利益9400万円(前年同期比20.8%増)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比5.9%減の2300億円、営業利益が同17.3%増の85億円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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