開示会社:AZ-COM丸(9090)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/05 15:30
<決算スコア> -6.38
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 101,440
前期比 +5.1% ○
会社予想比 -10.9% ●
QUICKコンセンサス比 -0.5% ●
営業利益(百万円) 4,326
前期比 -40.9% ●
会社予想比 -36.9% ●
QUICKコンセンサス比 -19.5% ●
経常利益(百万円) 4,609
前期比 -38.9% ●
会社予想比 -35.3% ●
QUICKコンセンサス比 -19.2% ●
純利益(百万円) 2,845
前期比 -37.4% ●
会社予想比 -38.3% ●
QUICKコンセンサス比 -20.6% ●
実績年間配当(円) 16.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 207,000
前期比 +4.3% ○
会社予想比 -13.8% ●
QUICKコンセンサス比 -4.5% ●
営業利益(百万円) 11,200
前期比 -19.1% ●
会社予想比 -34.5% ●
QUICKコンセンサス比 -24.5% ●
経常利益(百万円) 11,700
前期比 -19.3% ●
会社予想比 -33.1% ●
QUICKコンセンサス比 -24.4% ●
純利益(百万円) 7,700
前期比 -15.6% ●
会社予想比 -30.0% ●
QUICKコンセンサス比 -22.2% ●
予想年間配当(円) 32.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比5.1%増の1014億4000万円、営業利益が同40.9%減の43億2600万円、経常利益が同38.9%減の46億900万円、純利益が同37.4%減の28億4500万円だった。
物流業界においては、消費貨物は回復基調にあるものの、物流の働き方改革(2024年問題)を背景とする労働力確保に伴う人件費の上昇をはじめ、各種コストの高止まりが継続するなど、依然として厳しい経営環境が続いている。
コアとなるEC物流、低温食品物流、医薬・医療物流の各ドメインにおける業容の拡大と、深刻化する人材及び稼働車両不足の状況下における事業拡大に資する人材の確保・育成、DX化の推進と適用による省人化・省力化、生産性向上に努めている。経営成績は、売上高増加となったが、セグメント別の業績情報に加え、株式公開買付け関連費用が影響し、営業利益減少、経常利益減少、親会社株主に帰属する中間純利益減少の増収減益となった。
物流事業においては、ラストワンマイル事業で、新規配送エリアの拡大や稼働車両台数増に加え、新たな取引先の獲得等が業績に寄与した結果、売上高は199億6300万円(前年同期比6.7%増)となった。EC常温輸配送事業においては、新たな輸配送案件の獲得や料金改定効果が寄与したものの、大型拠点の閉鎖に伴う輸送数の減少が影響した結果、売上高は266億7900万円(前年同期比10.8%減)となった。EC常温3PL事業においては、大手ECサイト向け新規物流センターの拡大に加え、新たな取引先との物流センターの稼働が順次業績に寄与した結果、売上高は299億8700万円(前年同期比17.4%増)となった。低温食品3PL事業においては、前期開設した物流センターの通期稼働や既存取引先であるスーパーマーケットの業務拡大が寄与した結果、売上高は118億2800万円(前年同期比11.1%増)となった。
その他の事業においては、ファイズホールディングス㈱における情報システム事業及び㈱アズコムデータセキュリティのBPO(ビジネスプロセス・アウトソーシング)に係る新規案件の受注が順調に推移した結果、売上高は13億9300万円(前年同期比14.8%増)、セグメント利益(営業利益)は1億9300万円(21.3%増)の増収増益となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.3%増の2070億円、営業利益が同19.1%減の112億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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