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コニカミノルタ(4902) 2Q決算発表 決算スコア:-3.10

記事公開日 2024/11/5 15:30 最終更新日 2024/11/5 15:30

開示会社:コニカミノルタ(4902)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
開示日時:2024/11/05 15:30

<決算スコア> -3.10

<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 583,729
前期比 +5.6% ○
営業利益(百万円) -713
前期比 -190.8% ●
経常利益(百万円) -10,025
前期比 -167.6% ●
純利益(百万円) -10,714
前期比 -138.5% ●
実績年間配当(円) 0.00

予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 1,134,000
前期比 -2.2% ●
会社予想比 -2.2% ●
QUICKコンセンサス比 -3.2% ●
営業利益(百万円) -14,000
前期比 -153.7% ●
会社予想比 -207.7% ●
QUICKコンセンサス比 -231.2% ●
純利益(百万円) 0
前期比 -100.0% ●
QUICKコンセンサス比 +100.0% ○
予想年間配当(円) 0.00


<要約>
 2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比5.6%増の5837億2900万円、営業損益が7億1300万円の赤字(前年同期は7億8500万円の黒字)、経常損益が100億2500万円の赤字(前年同期は37億4600万円の赤字)、最終損益が107億1400万円の赤字(前年同期は44億9200万円の赤字)だった。

 税引前中間損失は100億円(前年同期37億円の税引前中間損失から62億円の減益)、親会社の所有者に帰属する中間損失は107億円(前年同期44億円の親会社の所有者に帰属する中間損失から62億円の減益)となった。売上高は円安の影響もあり、前年同期比で増収となった。地域別では前年同期比で、アジア(除く中国)は約15%、中国は約6%、北米は約6%、欧州は約3%、日本は約1%増収となり、全地域で増収となった。事業貢献利益はデジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業、及びプレシジョンメディシン事業の増収による売上総利益の増加と、コストダウン等による全社の売上総利益率が約2ポイント改善したことが寄与し、前年同期比で大幅な改善となった。

 デジタルワークプレイス事業の売上高は3076億円(前年同期比4.5%増)、事業貢献利益は191億円(前年同期比78.1%増)、営業利益は65億円(前年同期比34.4%減)となった。売上高の増加に伴い事業貢献利益が増加したが、営業利益はグローバル構造改革及び中国生産子会社であるKonica Minolta Business Technologies (WUXI) Co., Ltd.の生産活動終了に伴う一時費用を計上したため、減益となった。オフィスユニットは前年同期比で増収となった。A3複合機の販売台数は、前年同期比でカラー機が94%、モノクロ機が105%、全体では97%となったものの、ハードの売上高は為替の影響もあり増収となった。消耗品やサービスなどのノンハード売上高は増収となった。地域別ではインドなど一部の地域で増収、日本や中国、欧米で減収となった。

 プロフェッショナルプリント事業の売上高は1390億円(前年同期比12.1%増)、事業貢献利益は65億円(前年同期比79.5%増)、営業利益は49億円(前年同期比34.4%増)となった。プロダクションプリントユニットは前年同期比で増収となった。カラー機の販売台数は99%、モノクロ機は90%、全体では96%となったものの、ハードの売上高は為替の影響もあり増収となった。注力している印刷速度が最も速いヘビープロダクションプリント(HPP)の販売台数が前年同期比で137%と伸長したことが寄与した。消耗品やサービスなどのノンハードも増収となった。地域別では、顧客のプリントボリュームは米国やインドで需要が増加、欧州では前年並み、景気停滞の影響を受け中国では減少となった。産業印刷ユニットは前年同期比で増収となった。

 インダストリー事業において、センシングユニットにおける売上減に伴う売上総利益の減少により減益となった。光源色向け計測器で顧客のディスプレイ設備投資抑制の影響を受け大手顧客を中心に需要が減速したほか、一部の用途における競争激化により売上が減少した。物体色向け計測器は販売が堅調に推移し増収となった。ハイパースペクトルイメージング技術を応用した計測器は、リサイクル用途を中心に主力製品の売上が好調に推移し増収となった。当期間後半からTVパネル需要が減少し、TV用TACフィルムの販売が減少した。ITデバイス用薄膜フィルムでは、市場停滞により販売が減少した。基盤領域であるサイングラフィックス用途において、在庫調整があり中国での販売は鈍化したが、欧米や韓国、インドでは販売が堅調に推移し、全体ではヘッドの販売が増加した。

 2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比2.4%増の1兆1340億円、営業損益が140億円の赤字を計画。



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【決算スコアについて】
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