開示会社:あすかHD(4886)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/05 15:30
<決算スコア> +0.22
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 32,371
前期比 +2.3% ○
営業利益(百万円) 3,345
前期比 +9.5% ○
経常利益(百万円) 3,312
前期比 +7.0% ○
純利益(百万円) 2,560
前期比 -38.0% ●
実績年間配当(円) 25.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 63,000
前期比 +0.2% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.8% ●
営業利益(百万円) 6,700
前期比 +3.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.7% ●
経常利益(百万円) 6,700
前期比 +2.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.9% ●
純利益(百万円) 5,000
前期比 -33.7% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -4.3% ●
予想年間配当(円) 50.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比2.3%増の323億7100万円、営業利益が同9.5%増の33億4500万円、経常利益が同7%増の33億1200万円、純利益が同38%減の25億6000万円だった。
経済活動の回復が進む一方、不安定な世界情勢や原材料・資源価格の上昇など、先行き不透明な状況が続いている。中核を占める医療用医薬品事業においては、毎年の薬価改定の影響もあり厳しい事業環境が継続しているが、事業は医療用医薬品事業や動物用医薬品事業の伸長等により、売上高は増加となった。利益面においては、研究開発費等費用の増加はあったものの原価改善が進んだこと等から、営業利益は増加、経常利益は前年同期を上回る結果となった。
親会社株主に帰属する中間純利益については、前年に特別利益として投資有価証券売却益を計上したことの反動により、前年同期から下回る減少となった。
医薬品事業においては、製品別にみると、産婦人科領域において子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「レルミナ」が54億1300万円(前年同期比4.4%増)と順調に伸長したほか、月経困難症治療剤「ドロエチ」が35億8900万円(23.3%増)と前年に続き大きく増加した。内科領域の主力品である甲状腺ホルモン製剤「チラーヂン」が40億5200万円(1.3%増)、難吸収性リファマイシン系抗菌薬「リフキシマ」も32億2700万円(7.7%増)と着実に伸長した。泌尿器科領域ではLH-RH誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤「リュープロレリン」が20億3700万円(12.2%減)となった。セグメント売上高は286億1700万円(0.7%増)、セグメント利益は38億2500万円(4.6%増)となった。
動物用医薬品、飼料添加物等の製品を販売しているアニマルヘルス事業においては、飼料添加物やコンパニオンアニマル用医薬品を中心に売上高は36億4000万円(前年同期比15.1%増)と前年を大きく上回った。増収に伴い、セグメント利益は1億7700万円(293.8%増)となった。
その他事業においては、臨床検査、医療機器等の事業を展開しているその他の事業については、売上高は1億1300万円(前年同期比39.9%増)、セグメント損失は400万円(前年同期は6100万円の損失)となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.2%増の630億円、営業利益が同3.1%増の67億円を計画。
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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