開示会社:オリコン(4800)
開示書類:2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/06 15:30
<決算スコア> -0.57
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 2,342
前期比 +4.3% ○
営業利益(百万円) 628
前期比 -3.8% ●
経常利益(百万円) 597
前期比 -16.3% ●
純利益(百万円) 452
前期比 -3.4% ●
実績年間配当(円) 0.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 5,200
前期比 +8.3% ○
会社予想比 0.0%
営業利益(百万円) 1,720
前期比 +10.5% ○
会社予想比 0.0%
経常利益(百万円) 1,710
前期比 +7.7% ○
会社予想比 0.0%
純利益(百万円) 1,170
前期比 +10.9% ○
会社予想比 0.0%
予想年間配当(円) 36.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比4.3%増の23億4200万円、営業利益が同3.8%減の6億2800万円、経常利益が同16.2%減の5億9700万円、純利益が同3.2%減の4億5200万円だった。
「ファクト-事実-を情報化する」という経営理念のもと、客観的、公平な立場から事実を情報化し広く提供することで、社会からの信頼を獲得してきた。売上高は、コミュニケーション事業とデータサービス事業が前年同期比で増収となり、モバイル事業は前年同期比で減収となった。全体では前年同期比9613万4000円増(4.3%増)の23億4272万2000円となった。費用面では、売上原価は手数料の支払等により前年同期比5469万円増(7.5%増)、販管費は人件費等の増加により前年同期比6658万4000円増(7.7%増)となった。営業利益は減少となり、営業利益率は26.8%となった。
経常利益は9月末時点の一時的に進んだ円高で生じた外貨建資産の為替差損の計上等が影響した。親会社株主に帰属する中間純利益は投資有価証券売却益等の計上が影響した。
データサービス事業においては、音楽ソフト・映像ソフト・書籍のマーケティングデータを提供するオンラインサービス「ORICONBiZ online」を中心に、保有するエンタテインメント関連データを活用したビジネスを展開している。売上高は、前年同期比300万円増(1.1%増)の3億4100万円、セグメント利益は前年同期比200万円増(1.9%増)の1億2800万円となった。
モバイル端末向けを中心に、音楽・書籍等のコンテンツ配信サービス等を展開している。売上高は、前年同期比2400万円減(13.8%減)の1億5200万円、セグメント利益は前年同期比700万円減(14.1%減)の4300万円となった。経営資源の集中という観点から、本事業の継続について慎重に検討してきた。M&A事業等を展開している株式会社メディアーノ(所在地:東京都新宿区)に、本事業を承継する新設分割設立会社の全株式を譲渡することにより、コンテンツ配信サービスの円滑な移行が可能となり、事業価値の向上が期待できると判断した。双方の企業価値の向上にも寄与すると考え、2024年11月1日に株式譲渡を完了した。
ニュースコンテンツの提供並びにWEBサイトの制作・運営・広告販売等を行うコミュニケーション事業では、「顧客満足度(CS)調査事業」と「ニュース配信・PV事業」を展開している。顧客満足度調査事業の売上高は、前年同期比で14.4%増加した。商標利用・デジタルプロモーション(送客)・データ販売の各ビジネスが堅調に推移した。ニュース配信・PV事業の売上高は、前年同期比で2.4%減少した。コミュニケーション事業全体の売上高は、前年同期比1億1692万1000円増(6.8%増)の18億4875万4000円、セグメント利益は前年同期比908万6000円増(0.8%増)の10億7967万5000円となった。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比8.3%増の52億円、営業利益が同10.5%増の17億2000万円を計画。
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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