開示会社:ニチコン(6996)
開示書類:2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/06 15:30
<決算スコア> +0.78
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 2Q
売上高(百万円) 84,507
前期比 -8.7% ●
営業利益(百万円) 1,757
前期比 -69.1% ●
経常利益(百万円) 3,102
前期比 -59.2% ●
純利益(百万円) 4,061
前期比 -32.9% ●
実績年間配当(円) 17.00
予想期(通期) 2025/03
売上高(百万円) 176,000
前期比 -3.1% ●
会社予想比 -4.9% ●
QUICKコンセンサス比 -0.2% ●
営業利益(百万円) 5,200
前期比 -41.6% ●
会社予想比 -48.0% ●
QUICKコンセンサス比 +14.5% ○
経常利益(百万円) 7,000
前期比 -38.6% ●
会社予想比 -36.4% ●
QUICKコンセンサス比 +18.1% ○
純利益(百万円) 6,100
前期比 -26.1% ●
会社予想比 -26.5% ●
QUICKコンセンサス比 +44.6% ○
予想年間配当(円) 34.00
<要約>
2025年3月期上期の連結業績は、売上高が前年同期比8.7%減の845億700万円、営業利益が同69.1%減の17億5700万円、経常利益が同59.2%減の31億200万円、純利益が同32.9%減の40億6100万円だった。
わが国経済は、円安に伴うエネルギーコストの高止まりや物価の上昇が続いたが、企業の堅調な設備投資に加え、個人消費やインバウンド需要の増加により、景気は緩やかに回復した。
コンデンサ事業における売上高は491億6500万円(前年同期比10.7%減)、セグメント営業利益は8億4900万円(前年同期比80.0%減)と減収減益となった。自動車・車載関連機器向けは、BEVの成長期待が鈍化傾向となっており、各国の完成車メーカーをはじめ各社とも生産減や計画の見直しが見られるが、でハイブリッド車の需要が増加するなど全体的な市況は底堅く、自動車の電動化の動きも着実に進展している。車載関連機器向けアルミ電解コンデンサでは、一部の顧客で在庫調整の局面が続いているものの、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサや導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサの需要は拡大した。白物家電・産業用インバータ機器向けは、産機インバータやパワーコンディショナーおよびエアコン用途の大形アルミ電解コンデンサが、依然として在庫指数が高い状況が継続しており低調に推移した。
NECST事業における売上高は353億4200万円(前年同期比5.7%減)、セグメント営業利益は9億500万円(前年同期比37.0%減)と減収減益となった。家庭用蓄電システムは期初にかけて市場在庫過多などの影響を受けたが、再エネ活用やVPP(VirtualPower Plant:仮想発電所)などの事業化に向けた需要の増加、さらに新製品の投入効果もあり、当第2四半期以降は販売が増加してきている。V2Hシステムについては、本年度の政府補助金開始が例年より遅く、交付条件の変更、EV販売の停滞状況により影響を受けている。地球環境改善につながる再エネ利用を拡大させるために必要な家庭用/公共・産業用蓄電システム、急速充電器ならびにV2Hシステム等の機器やサービスの価値提供を通じて、社会課題の解決に貢献していく。
2025年3月期の連結業績は、売上高が前期比3.1%減の1760億円、営業利益が同41.6%減の52億円を計画。
免責文:
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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