開示会社:東海カーボ(5301)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/06 15:30
<決算スコア> +1.88
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 258,659
前期比 -3.4% ●
営業利益(百万円) 15,211
前期比 -48.9% ●
経常利益(百万円) 16,097
前期比 -51.3% ●
純利益(百万円) 5,584
前期比 -73.9% ●
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 370,000
前期比 +1.7% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +2.3% ○
営業利益(百万円) 23,000
前期比 -40.6% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +8.5% ○
経常利益(百万円) 23,000
前期比 -44.7% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +0.7% ○
純利益(百万円) 15,000
前期比 -41.1% ●
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 +17.6% ○
予想年間配当(円) 30.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比3.4%減の2586億5900万円、営業利益が同48.9%減の152億1100万円、経常利益が同51.3%減の160億9700万円、純利益が同73.9%減の55億8400万円だった。
本年2月に2024年から2026年までの3年間を対象とするローリング中期経営計画「T-2026」を開示した。黒鉛電極事業について生産体制の見直しを図るのと同時に、成長事業であるファインカーボンと工業炉への積極投資や、サステナビリティ諸施策に注力することを通じて、企業価値の向上及びPBRの早期改善を目指していく。
カーボンブラック事業においては、タイヤメーカーにおける生産調整の影響などにより、販売数量は前年同期比で減少したものの、コスト上昇分の一部を販売価格に転嫁したこと及び為替等の影響により、前年同期比で増収増益となった。売上高は前年同期比7.4%増の1193億7900万円となり、営業利益は前年同期比2.8%増の163億7100万円となった。
スメルティング&ライニング事業においては、アルミ製錬炉の巻替え需要減退及び一部客先での在庫調整により、アルミ電解用カソードの販売数量は前年同期比で減少し、販売価格も低下した。生産量の低下により固定費負担が増加したため収益が圧迫された。売上高は前年同期比22.4%減の461億3300万円となり、営業損失は103億5100万円(前年同期営業利益は11億3500万円)となった。
ファインカーボン事業においては、パワー半導体向けの販売はEV市場の成長鈍化の影響を受け始めたものの、メモリ半導体需要は回復に転じており、主要製品Solid SiCフォーカスリングの販売数量は前年同期比で増加した。売上高は前年同期比25.2%増の405億9000万円となり、営業利益は前年同期比38.8%増の104億1700万円となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比1.7%増の3700億円、営業利益が同40.6%減の230億円を計画。
免責文:
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【決算スコアについて】
企業の発表する決算や業績予想修正が、どの程度株価にインパクトを及ぼすかを統計的に算出した参考指標です。
スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
あくまで過去データに基づく統計的な値であり、個別事象の予測を目的としたものではありませんので、ご注意ください。
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