開示会社:帝 人(3401)
開示書類:通期業績予想の修正及び減損損失(連結)・特別損失(個別)の計上、ならびに剰余金の配当(中間配当)及び期末配当予想の修正に関するお知らせ
開示日時:2024/11/07 15:30
<引用>
当社は、直近の業績動向を踏まえ、2024年8月7日に公表しました2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の連結業績予想を修正いたしました。また、2025年3月期中間期(第2四半期)にて、連結決算において減損損失を計上し、個別決算においては特別損失を計上しましたので併せてお知らせいたします。加えて、2024年11月7日開催の取締役会において、2024年9月30日を基準日とする剰余金の配当(中間配当)を行うことを決議し、併せて、2024年5月13日に公表した期末配当予想を修正することを決議いたしました。
<引用詳細>
複合成形材料事業の固定資産に係る減損損失(連結)の計上
当社の連結子会社であるTATの固定資産につき、一部プログラムにおける販売減及び一部工場での生産性悪化等により、同社の事業損益に関して短期計画の達成が困難となったこと等から、減損の兆候が認められたため、減損テストを実施しました。減損テストの結果、TATの固定資産の回収可能価額がその帳簿価額を下回ったため、2025年3月期中間期の連結決算において減損損失574億円を「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」としてそれぞれ446億円、129億円計上いたしました。
<配当予想>
】当社は、2024年5月13日に公表しました中期経営計画(帝人グループ中期経営計画2024-2025)で、同期間を「基礎収益力の回復と基盤強化、事業ポートフォリオ変革」に取り組む期間と位置付けております。事業ポートフォリオ変革の一環として進めた前述のインフォコム株式会社の売却およびその他の不採算・非注力事業に対する戦略的オプションの進展により、本日未定となっていた2025年3月期の当期利益を公表いたしました。これを受け中期経営計画でもお示しした、追加的株主還元の一環として、中間配当は前回予想の1株あたり15円から10円増配し、25円とすることを決定いたしました。また、期末配当は、前回予想の1株あたり15円から10円増配した25円とし、その結果、当期の1株あたり年間配当は計50円となる予定です。
<業績予想修正>
繊維・製品事業の販売好調や電池部材・メンブレン部門の販売好調、2025年3月期中間期での複合成形材料のTeijinAutomotiveTechnologiesNAHoldingsCorp.(TAT)の減損に伴う償却費減などを踏まえ、事業利益を前回発表予想から上記の通り上方修正することといたしました。
一方で、前述のTATの減損損失計上等により、営業利益は前回発表予想から上記の通り下方修正することといたしました。
(2025年3月期からのIFRS適用開始に伴い従来の日本基準における特別損益項目は営業損益に含まれています。)また親会社の所有者に帰属する当期利益および基本的一株当たり当期利益の予想については前回発表時には精査中であり未定としておりましたが、2024年6月18日に公表しました当社の連結子会社であるインフォコム株式会社の売却に伴う利益及び、TATでの減損損失や戦略的オプションの実行に伴う損益影響等、当期における影響を一定程度、見積もることができる状況になったことを受け、上記のとおり公表いたします。
決議日
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