開示会社:東洋炭素(5310)
開示書類:2024年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
開示日時:2024/11/07 15:30
<決算スコア> -1.25
<業績データ>
発表期 2024/09
種別 3Q
売上高(百万円) 39,062
前期比 +8.5% ○
営業利益(百万円) 9,266
前期比 +38.5% ○
経常利益(百万円) 9,737
前期比 +26.5% ○
純利益(百万円) 7,189
前期比 +23.7% ○
予想期(通期) 2024/12
売上高(百万円) 54,000
前期比 +9.6% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -1.1% ●
営業利益(百万円) 10,900
前期比 +17.4% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -5.7% ●
経常利益(百万円) 10,500
前期比 +3.1% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -12.9% ●
純利益(百万円) 7,600
前期比 +1.3% ○
会社予想比 0.0%
QUICKコンセンサス比 -13.4% ●
予想年間配当(円) 120.00
<要約>
2024年12月期3Qの連結業績は、売上高が前年同期比8.5%増の390億6200万円、営業利益が同38.5%増の92億6600万円、経常利益が同26.4%増の97億3700万円、純利益が同23.7%増の71億8900万円だった。
当企業グループでは、中期経営計画における経営目標の達成に向け、技術革新に追随しうる高付加価値製品の増強・開発に取り組むとともに、生産性向上によるコスト競争力の向上を図る等、製造・販売・開発が一体となり高付加価値化を加速することで、高度化する顧客ニーズに応え、着実に事業機会を取り込んできた。原燃料や人件費等のコスト高騰による影響を軽減するべく、価格転嫁等の採算性向上に向けた取り組みを進めた。
利益については、為替の影響に加え、価格転嫁や販売構成差等の影響で限界利益が増加したことにより、営業利益増加、経常利益増加、純利益増加となった。
アジアにおいては、カーボンブラシ製品の販売が家電向け小型モーター用を中心に緩やかに回復したものの、工業炉等の冶金用や太陽電池用等の半導体用が低調に推移したことにより、売上高98億2300万円(7.8%減)となり、営業利益6億1900万円(10.7%増)となった。
欧州においては、冶金用が好調に推移した他、半導体用が伸長し、カーボンブラシ製品も前年同期を上回ったことにより、売上高40億7500万円(10.8%増)、人件費等の影響により営業利益2600万円(80.7%減)となった。
日本においては、半導体用はSiC半導体向けの強い需要に支えられ前年同期を大きく上回った他、工業炉用や放電加工電極等が堅調に推移したことにより、売上高212億6100万円(前年同期比14.5%増)、営業利益82億2800万円(37.3%増)となった。半導体用や連続鋳造用・工業炉用等の冶金用が好調であったことにより、売上高39億100万円(25.8%増)、営業利益5億5300万円(384.1%増)となった。
2024年12月期の連結業績は、売上高が前期比9.6%増の540億円、営業利益が同17.4%増の109億円を計画。
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【決算スコアについて】
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スコア算出にあたっては、発表内容を(1)前の期の実績(2)直近の会社予想(3)市場予想(QUICKコンセンサス)--との比較で分類してパターン化。類似パターンの発表時に過去、株価がどう反応したかを分析して算出しました。算出モデルには移動平均かい離率も投入し、発表前の株価の織り込み度合いも考慮しています。
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